スタッフBLOG

木の話④

  • 2017年5月2日
  • スタッフブログ

木の話の4回目です。

今回は「無垢の木」の接触効果について書きます。

 

日本の食生活にレンゲやスプーンがイマイチ家庭で定着しない理由があります。

それは、味噌汁を飲む木のお椀にあるといわれています。

 

木のお椀なら手にとって口を付けても熱くない。

味噌汁をすするときに味噌汁が空気に触れて飲みやすい温度になる。

さらに、木には陶器や金属の食器に比べて冷めにくいという長所もあります。

木のお椀はその断熱性や保温性をうまく利用した日本人の知恵の集大成といえます。

 

 

言葉でいろいろ書きましたが、分かりにくいので写真を載せます。

 

 

上の図は素材毎の熱伝導率のグラフです。

熱伝導率とは、熱の伝わりやすさを数値にしたものです。

数値が小さい方が熱を伝えにくいことになります。

コンクリートは木の15倍熱を伝えやすく、鉄にいたっては450倍です。

 

 

 

木の特性を生かしたお椀は、熱い味噌汁が入っていても熱を感じさせません。

更に、保温性も優れています。

 

触ったときに、金属やコンクリートのように“ひやっ”としない。

木は手の熱を奪わない。

 

又、温もりを感じる木の触感として、木肌に手で触れるとリラックスします。

「安らぎ効果」として林野庁の森林総合研究所が科学的にも立証しています。

 

 

無垢の木にはそんな「接触効果」も魅力の一つです。

 

地域に根ざして営んできた材木屋

ワダハウジング和田製材株式会社

纐纈和正