住宅の工法「メリット&デメリット」②
こんにちは!社長の和田浩志です。
前回からの続き、家の「工法」のお話、第2回目です。
興味のない方は読み飛ばしてください。
でも、けっこう「住宅選び」には役立つと思いますよ。
将来のリフォームのしやすさから言うと、「鉄筋コンクリート」という言葉を含んだ工法は、難しくなります。
とても頑丈で良いのですが、建物自体が重いため、地盤補強を厳重にしなければなりませんし、工事期間を短くすることが出来ない事もあり、ローコストではありません。
次に、「鉄骨」という言葉を含んだ工法です。
鉄骨と聞くと、最初は火事にも強いと思いがちです。
しかし、実際の火事になると、特に軽量鉄骨は熱伝導率が高いため、わずか5分で強度が6割も落ちてしまい、曲がり始めてしまうのです。
消防士も、鉄骨建物の火災を嫌がると言います。なぜなら、高熱で焼けた鉄骨が曲がり落ちてくるからだそうです。
また、現場での溶接や切断に難点があり、お値打ちにリフォーム出来ないという欠点が目立ちます。
ここまで来ると、残っているのは、『木』を使った工法が残ってくるのですが・・・
木質パネル工法は、工場で一括生産されたパネルを現場で組み立てるので、工事期間を短縮できます。
しかし、間取りの改装、増改築となると難しくなります。
また、使われる材料が普及していないので、安く流通しておらず、品質を維持したままでコストを抑えるのは困難でしょう。
あとは、木造在来工法と、2×4工法が残ってきますが、これらのお話は次回といたしましょう。
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ワダハウジング 和田製材株式会社
和田浩志
