土岐市 Y H様邸 建替新築工事
こんにちは ワダハウジングです。
今回のYH様邸の建替工事において、
建物解体後の最初に着手すべき事は、湧水対策でした。
当該敷地の西隣地が、敷地より平均3,5M高く、その距離も約15Mありました。
元々昔より、湧水用の小さな水路が川石にて設けられていました。
当該敷地の西側は晴天時でも歩くと足が埋まることもあり、
井戸の水位も高かったのを覚えています。
その対策と考えたのが、浸透マス、浸透管の採用です。
元々浸透管は、雨水を効率的に土中に徐々に浸透する事を可能とし、
水害の軽減、地盤沈下防止、地球温暖化防止を目的としていました。
静岡県富士市では、補助金助成援助してくれているくらいです。
しかし今回は逆の発想で、
下よりの湧水を多孔型浸透マス、多孔型配管、透水シート、単粒度砕石の採用で
地下水位を基礎掘削ラインより更に下で水位を保てる様にと考えました。
先行水道時の水道工事初日で西側を掘削してみると、
GLマイナス400で湧水発生しており手がつけられない状況です。
単粒度砕石を入れて、透水シートを巻きつけた浸透マスを据付し、
浸透管接続そして透水シート敷しますと、
浸透マス内で湧水がどんどん流れ始めて施工が楽になってきました。
そして、その上に単粒度砕石を敷きつめていきます。
この順は下よりの湧水対策を優先したからです。
次回は施工後の状況を報告します。
土岐市で湧き水対策も安心して任せられる住宅会社
ワダハウジング和田製材株式会社
工務課 加藤 喜勝
