天然素材について②
弊社の自信作!
壁と天井を天然マテリアルという材料で塗っています。
前回の予告通りに5つの主成分の説明をしていきます。
その前におさらいです。
5つの主成分は・・・
1.宮城県のゼオライト
2.千葉県のつのまた糊
3.岡山県の炭酸カルシウム
4.アメリカの珪藻土
5.卵の殻
それでは説明していきます。
1.宮城のゼオライト
ゼオライトは昔の火山活動によって火山灰が堆積し、地設変動によって大きな変圧を受け、約500万年から1000万年の長い年月をかけて結晶化したアルミノ珪酸塩の総称です。
主成分のケイ素は食品添加物としても認可されるなど極めて安全性の高い鉱物です。
このゼオライトは超多孔質で、1gあたりの表面面積が約350m²(テニスコートの約1.5倍)ともいわれる広大な面積を有しています。
この多孔質(スポンジのように無数の微細な穴が空いている)の力が、調湿機能に大きく貢献し、高温多湿な日本の夏を快適にしてくれます。
身近な所では猫用トイレや農作物のための土壌改良、金魚の水槽の浄化などにも使用しています。
2.千葉県のつのまた糊
天然角又(つのまた)海藻を煮て粉状にしたものをつのまた糊と言います。
その中で100%天然素材のつのまた糊をつなぎ材としています。。
つのまた糊というのは、昔ながらの本格しっくいに必要不可欠なものです。
3.岡山県の炭酸カルシウム
別名「石灰石」ともいわれています。
それを、砕いて粉状にしたもが炭酸カルシウムです。
貝殻やサンゴに大理石の主成分であリ、化粧品原料、食品添加物としても使用が認められています。
この炭酸カルシウムで、全体的な強度を増しています。
4.アメリカの珪藻土
前回なぜ、アメリカの珪藻土を使うのかを説明しました。
今回は、その部分は割愛して、珪藻土の説明をします。
珪藻土は植物性プランクトン・珪藻が長い年月をかけて化石になったもので、多孔質(スポンジのように無数の徴細な穴が空いている)の土です。
この穴が臭いの吸着や調湿の役割を果たしてくれます。
珪藻土マットや珪藻土コースターなど馴染みが深い材料です。
5.卵の殻
マヨネーズ工場から出る卵の殻。
本来、廃棄されるはずの物をリユースし環境保護にも貢献します。
また、卵の殻も多孔質物質であり、機能性の向上にも活躍します。
仕上がりの表情も豊かになります。
如何ですか?
天然素材にも沢山種類があることがお解かり頂けたと思います。
こんな天然素材をブレンドした「天然マテリアル」
いつも暮らす家の壁や天井にとても最適です。
安全で身体に優しい、消臭効果もあり室内の空気も綺麗にしてくれます。
瑞浪市で身体に優しい天然素材の家を建てるなら
ワダハウジング和田製材株式会社
纐纈和正
