四角と四角を組み合わせて家を創る
美しい外観の法則②
木造の総二階建ては敷地が複雑な形をしていなければ、簡単に配置が出来ます。
そして、性能面特に地震や雨漏りのリスクについて、とても有利になります。
まずは、敷地に箱を置くイメージで設計していきます。
その際に、道路がある家の形が良く見える場所をどう魅せるのかも考えておきます。
この箱のサイズは4m以内で考えます。
これは、部屋の途中に柱がなくても無理なく地震に強い家が出来る長さです。
私たちの地域では、尺モジュールという3.64mが多いでしょうか?
いずれにしても、4m以内が目安です。
ちなみに、3.64m×3.64mが8畳になります。
昔の木造の家の定番だった田の字型の家は、この8畳を組み合わせて設計されています。
柱と梁と呼ばれる構造が十字になって支えるので、理にかなった家だと感心します。
無理のない構造で設計を進めて、最終的には0.91m単位で設計します。
0.91mというのは、柱と柱の間の寸法で、多くの部材がこの寸法にピッタリ合うように造られています。
間取りを設計していく上で、もう少し広さが欲しい、外観のアクセントが欲しい場合には、四角に四角をつける形で進めます。
もう少し簡単に説明すると、上の写真のように総二階建ての家に、新しい四角の家を追加するイメージです。
四角形は形が安定しているので、組み合わせても構造的に無理がありません。
飛び出した部分は素材を変えたり、色を変えたりアクセントもしやすいので、外観のアレンジにも繋がります。
瑞浪市で地震に強く外観が美しい家なら
ワダハウジング和田製材株式会社
纐纈和正
