住宅は通風が一番大事ではありません!
住宅の設計をしていると光をどうやって取り入れるかに苦労します。
それは、光だけでなく熱という部分もあるからです。
光と熱この二つを考えないといけません。
光と熱を両方考えないと夏場非常に暑い住宅になります。
逆に冬場は非常に寒い住宅になります。
夏場は通風が一番大事だ!
このように言われる方がいます。
風が吹いていればそうかも知れません。
しかし、夏場の風はかなりの温風です。
この温風が以外と不快に感じます。
そして、冬場かなりの冷風です。
窓を開ける方は少ないと思います。
風をエネルギーとしてみた場合、風による省エネ効果は微々たるものでしかありません。
そして、風はどんなに精度の高いシミュレーションをしても読み切れないのが現実です。
そうは言っても、昔から住宅は通風で暑さをしのいできたじゃないか?
このように言われます。
確かに私が子供のころはそうだったと思います。
しかし、現在の日本の人口は住宅が密集した場所に集中しています。
密集しているので、多くの場所は風の通りが悪くなっています。
又、ヒートアイランドや温暖化の影響もあって、通風では暑さがしのげなくなってきました。
それ以前に、暑い時期は風がほとんど吹かないことも多いですし…
日本では、6月上旬から9月下旬の4ヶ月ほどは、水分が多い時期が続きます。
この時期に通風してしまうと、多湿を好むカビやダニと住宅で生活する事になるリスクがあります。
しかし私も住宅の通風が一切無駄だと言うつもりはありません。
通風が効果を発揮するのは5月と10月だと思っています。
この時期の風は心地よいので、風が通らない設計はもったいないと思っています。
しかし、花粉症の人も多い現代では、10月だけかも知れませんが…
最後に、風はたった5分後の風速さえ予測する事が出来ません。
どんなに優秀なシミュレーションソフトやAIでも難しいようです。
そんなことからも住宅の通風が一番大事ではありません。
やはり優先事項としては、通風よりも光と熱を優先した住宅としたいですね!
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瑞浪市で光と熱と通風を考えた住宅なら
ワダハウジング和田製材株式会社
纐纈和正
店名:ワダハウジング和田製材株式会社
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