住宅の床が冷たくなる原因は三つ!
日本の住宅では、床の冷たさを補うために床暖房がよく設置されています。
弊社も数年前まではそうでした。
床暖房は面積にもよるのですが、費用は40~70万円ぐらい掛かってしまいます。
結構高いですよね。
しかし、床が冷たくなる原因を解決できれば、床暖房は必要なくなります。
床が冷たくなる原因は主に三つあります。
一つ目は、断熱性能の低い窓
二つ目は、気密の低い住宅
三つ目は、複合フローリングの床
それでは、解説していきます。
一つ目の断熱性能の低い窓。
断熱性能の低い窓は、窓に近づくとヒヤッとしますよね。
これを冷輻射というのです。
窓の近くの空気は冷やされて重くなり、床を這うように移動します。
その冷やされた空気が床を冷たくします。
なので、窓は断熱性能の高い窓が必要です。
YKK社の高性能窓APW430
LIXIL社のエルスターX
などなど高性能な窓にすれば、床が冷たくなるのを防ぐことが出来ます。
二つ目の気密の低い住宅。
気密の低い住宅では暖房をすると、暖かい空気は上に抜けていきます。
更に、気密が悪いので床下からの冷気も吸い上げてしまいます。
暖房を強めれば強めるほど冷気を吸い上げる力が強くなってしまいます。
なので、床が冷たくなるのです。
そして、室内の空気の流れが激しくなり、結果として寒さを感じやすくなります。
上記は簡単な気密の図です。
気密の低い住宅は換気の効率も悪くなります。
三つ目の複合フローリングの床。
住宅の70%以上が複合フローリングの床です。
複合フローリンングとは、合板等の下地材の表面に、0.3㎜~1㎜程の天然木を張った床材。
そして、この複合フローリングの表面は樹脂で覆われています。
この樹脂があるかないかで熱伝導率が変わってきます。
熱伝導率とは、どのくらい熱を伝導しやすいかを表している量のことを言います。
つまり、数値が多きほど熱を伝えやすく冷えやすいという事になります。
複合フローリングの熱伝導率が0.2W/㎡kほど。
無垢のフローリングの熱伝導率が0.12W/㎡kほど。
複合フローリングの方が数値が大きいです。
よって複合フローリングの方が無垢のフローリングより冷えやすいという事になります。
上記は無垢のフローリングです。
上からクリ、チーク、ブラックウォールナット。
住宅の床が冷たくなる原因は三つ!
如何でしたでしょうか?
参考にしていただければと思います。
床が冷たくない住宅にするには?
1.性能の良い窓にする。
2.住宅の気密を高くする。
3.無垢のフローリングにする。
この三つを採用すれば、床暖房に費用をかけなくても床の冷たさを解決できます。
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土岐市で床が冷たくない住宅を建てるなら
ワダハウジング和田製材株式会社
纐纈和正
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