設計図書
2013年11月11日
設計図書って何?と思っている方は多いと思います。
設計図書とは建築基準法では建築物、その敷地または工作物に関する工事用の図面(現寸図等は除きます)および仕様書と規定されていて、
建築物の工事施工または法的出願及び契約などに必要な図面、仕様書、その他書類の事をいいます。
さて、それでは家一軒建てるのにどれぐらい設計図書がいるのでしょう?
正解はありません。
正直言えば、場所にもよりますが書類1枚だけでも家は建てれます。
自分で全て出来る人限定ではありますが・・・
ただ、現実的に自分1人で、全て行う事は非常に難しいと思います。
ですから、私たち工務店やハウスメーカーなどがいるのです。
私どもの場合ですと、設計図書で一軒あたり200枚ぐらいになります。
長期優良住宅の認定を取得をしようとすると、400枚とかになります。
主には、行政への申請に使用したりする書類や構造計算の書類などになり、工事にはあまり必要のないものがほとんどです。
工事に必要な図面はせいぜい半分ぐらいかと思います。
それでも、家一軒建てるには、
これだけの枚数はあった方がいいと思っています。
図面を少なくして省力化する事も出来るのですが、
それではせっかく高いお金をだして建てて頂くお客様に対して誠意が足りないのではと思います。
家は高い買い物です。手を抜いてはいけません。
よって私たちは手間はかかるのですが、沢山の図面を作成します。
中身はこのようになっています。
