気になる窓
最近、TVのCMで気になるものを見つけました。
窓メーカーのYKKさんの2アクション窓です。
あれっこの窓、呼び方変えたんだと・・・
そもそも、この2アクション窓の正式名称?は「ドレーキップ」窓と呼ばれています。
1940年代の西ドイツで発明され、現在でもドイツでは一般的な窓として知られています。
日本の住宅では1990年前後から使われるようになりました。
歴史のある窓です。
ドレーキップとはドイツ語で、回して(ドレー・Drehen)、傾ける(キップ・Kippen)の意味で、ハンドル操作ひとつで横に開いたり縦に傾いて開く、まさにこの窓の特徴を言い表した名前の窓だったのです。
省エネ住宅といえば、ドイツと言われるぐらいの国で一般的に使われている窓なのですが、日本での知名度はかなり低いです。
YKKさんはそんなイメージを覆そうと「2アクション窓」と名前を変えたんでしょうか?
さて、このドレーキップ窓なかなかいいです。
内開きと内倒しと開き方が2種類になります。
上の図のように、建物の室内側に開きます。
内側(室内側)に開くので、網戸は屋外に付きます。
前回ブログに書いた縦すべり出し窓や横すべり出し窓は外側(屋外側)に開くので、網戸が建物内になってしまいます。
いい事ばかり書いていますが、弱点もありまして、内側に開くとカーテンに困ります。
そして、窓の近くに物があると、開かないといったこともあります。
それから、価格が高い!
といった事で気になる窓でした。
材木屋ならではの家づくり
土岐市・多治見市・瑞浪市での一戸建て注文住宅
ワダハウジング 和田製材株式会社
纐纈和正
