意外な場所にも結露?
これなんだか分かりますか? そうです。
窓の結露の写真です。
寒い日が続くこの季節に良く見かけますよね。
結露の正体は、空気中の水蒸気です。
暖かく湿った空気が冷たいものに触れると、その空気が水滴へと変化します。
結露は窓ガラスのイメージが強いですが、実は意外な場所にも発生します。
1.ソファや家具の裏側 2.押入れといったところにも発生しやすいです。
1に関して言えば、ソファや家具を壁に密着させると、空気を蓄えた家具が邪魔をして、冬には暖かい空気が壁まで届かずに壁の表面の温度が下がります。
ここに水蒸気が入り込むと結露を起こします。
2では建物の北側やコーナーに配置される事が多いので、とても冷えやすく通気が悪くなりがちです。
布団を収納してある場合、布団が邪魔をして室内の熱が伝わりにくく低温になり結露が起こりやすくなります。
さて、結露を防ぐ基本はといいますと、
1.室内の温度と湿度を適度に保つ 2.建物内で極端な温度差を作らない 3.水蒸気をなるべく発生させない
上記3つが基本となります。
では、実際の生活でどうしたらいいかといいますと
まずは、換気をする事です。
窓を開けて風通しをよくすることで、室内の温度は下がります。
特に暖房を使用している場合は、
定期的な換気をする事でかなり防げます。
その際、室内のドアや押入なども開けると効果がアップします。
他には換気扇を回す。
水蒸気が多く発生し、
他の部屋より暖かいキッチンやお風呂はなるべく換気扇を回し続けることでかなり防げます。
最後に空気の流れをつくる事です。
家具を置くときに、壁との間に隙間をつくり空気が流れるようにしたり、
押入内ではスノコなどを利用して空気の通り道(流れ)をつくると幾分か防げます。
こうならいない為にも気をつけて下さいね。
岐阜県土岐市
ワダハウジング和田製材株式会社
纐纈和正
