家を建てるなら木の家を建ててください!木の家で暮らすと疲労回復につながります。
こんにちは!
ワダハウジングの纐纈です。
木の家には疲労回復効果がある!
木の家シリーズをずっと書いてきました。
木の家とは木造住宅の事です。
木造軸組み工法、木造枠組み工法、木質パネル工法などなど…
木で造られていれば木の家と定義しています。
木造軸組み工法とは?
画像はSUUMOさんより
木造軸組工法は日本古来の工法で、在来工法ともいわれます。
柱を立て、梁を掛けて、筋交いという斜めの補強材料をいれて家を建てます。
このように柱や梁、筋交いなどを使って、木を組んでいきます。
木造枠組み工法とは?
画像はSUUMOさんより
木造枠組壁工法は、戦後に北米から輸入されたツーバイフォー(2×4)工法が代表的です。
木製パネルと角材(2インチ×4インチ※)でつくったパネルで壁や床、天井をつくり、面を組み立ててできる6面体の構造で家を建てます。
※角材のサイズによって、ツーバイシックス(2インチ×6インチ)、ツーバイエイト(2インチ×8インチ)、ツーバイテン(2インチ×10インチ)などの工法があります。
木質パネル工法とは?
画像はSUUMOさんより
木質パネル工法とは、住宅の床・壁などの構造体を工場でパネルとして、産したものを現場に運んで組み立てるプレハブ工法の一種です。
構造としては「2×4工法」と同じと考え方ですが、一番の違いは現場で造るのではなく、工場で加工したパネルを現場で組み立てる違いがあります。
木の家は、非木材の家に比べて疲労回復効果がある?
今回は、木の家に疲労回復効果がある事を説明したいと思います。
木の香りがリラックスや癒し効果を与えてくれる事は、よく知られています。
しかし、本当にリラックスや癒しに効果があるのか?
コチラも木の家と健康を科学するプロジェクト(九州大学 農学研究院、近畿大学、福岡女子大学、安成工務店、トライ・ウッド)が実験をしました。
この実験は、生理学的手法を用いています。
後頭部におけるα波の振れ幅に木の香りが本当に影響があるのかを確かめたものです。
まず、対象となる方に木の家と非木材の家で課題を行ってまらいます。
その際、脳波の周波数成分の1つで、リラックス時にでるα波の振れ幅を観察します。
実験結果は?
木の家は、非木材の家に比べてリラックスを示すα波の振れ幅が最大17%高い!
このような結果になりました。
木の香り成分の大半を占めるセスキテルペン類の濃度が高いのが木の家。
(セスキテルペン類とは、植物のアロマオイルに多く含まれ、アロマテラピーではとても重要な物質)
やすらぎ効果や作業後の疲労回復効果が期待できる事が結果となりました。
如何でしたか?
やはり、皆さん忙しく毎日を過ごしていると思います。
だからこそ、限られた時間の中で疲労回復したいですよね。
木の家に暮らすと疲労回復効果がありますよ。
ワダハウジング
・一級建築士
・一級建築施工管理技士
・省エネ建築診断士(エキスパート)
・一般社団法人みんなの住宅研究所会員(会員番号:200019)
纐纈和正