当日の朝は、開始前に全員で集まり、朝礼を行います。

工事の完了時間や現場の注意点・近隣などの注意点など全員で共有してから、工事が始まって行きます。

工事が始まると、搬入しておいた、梁や桁などの横架材(横向きに寝かせて使い、床材などの荷重を受ける木材)を配り、次に柱を立てて行きます。


ある程度、柱を立て終わった所で、クレーンで木材を吊り上げ、組立てを開始して行きます。


この時、木材に書かれた番付(いろはにほへと)と(1234567)など、文字と数字の組み合わせ(い1)などを使い、場所が決められた繋ぎ目に合わせて、組み立てていきます。


1階の組立てが完了すると2階の床剛板(床)の工事が完了すると、その上に2階で使う柱や梁などの木材を配ります。


2階も1階と同じように組立てを行っていきます。


2階が組終わると、小屋組み(屋根を支える部分)を作る工事が始まります。

母屋(屋根材の梁や桁と同じ使い方の木材)や、棟木(建物の一番高い所に使う木材)

登り梁(切妻などの屋根形状の時に使う斜めに使う木材)や、束(屋根組で使う短い柱)を組み立てていきます。

小屋組みが完了する頃には、12時近くになり、キリの良い所で、お昼休憩になります。

お昼からは、屋根工事が始まります。

垂木(屋根の板を支える木材)を止めて行きます。

ここまで出来ると、家の形がほぼ出来上がってきます。

止め終わった所で、野地板(屋根の下地板)を吊り上げて搬入し、配りながら止めていきます。

板を止め終わると、屋根にルーフィング(布にゴム材を染み込ませた)材料を貼ります。

飛ばないように木材で押さえて作業完了になります。

この頃で15時から16時頃になります。

最後に片付や雨養生をおこない、工事が完了になります。

完了後は、建物の一番高い所に棟札を取り付け、2礼2拍手1礼で、これからの工事の安全などを祈願します。

すべて終わると16時半ごろになり、最後に全員で集まり、締めの会を行います。

工事のお礼や、事故なく無事に終わった事を話し、お疲れ様でしたと締めて、工事が完了になります。

上棟が終わると、翌日からは、様々な業種の職人達が入り、工事を進めていきます。

完成をめざして、引き続き安全作業で工事をおこなっていきます。

ワダハウジング和田製材株式会社
・二級施工管理技士
・福祉住環境コーディネーター2級
植松達矢

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