住宅の見えない所を知ると、実は楽しいDIY

生活をしていると、壁に写真やフック・飾り棚、物干し等を取り付けたくなる事があります。

でも思いついてみた物の、どこなら取り付けをしても大丈夫なのか?

新築住宅の壁に棚を付けられる位置が分らずに悩む人のイラスト

パッと見ただけではわからない事が多いです。

でも住宅を組み建てる仕組みを知っていれば、見えない物もうっすらと見えてくるようになります。

新築住宅の下地が分かって壁に物を付けようと思った人のイラスト

そんな、安全に留められる所を探す方法を紹介して行きます。

壁に物を止めたい時に、一番正確なのは穴を空けて中を見る事ですが、そんな事は出来ないので、色々な物のサイズから、どの辺りに骨組みが有るかの予測をしていきます。

新築住宅の下地の距離を測るメジャーのイラスト

住宅には、尺とメーターの2つの規格サイズが有ります。

一般では尺=910㎜(柱の芯~柱の芯の間の距離)が多いので、そこを基準に探して行きます。

新築住宅を建てる時に使用する図面の写真

シッカリと止められる、骨組みの柱は105㎜程の幅の材料で、壁(石膏ボード9~12㎜程の板材)の外側で建物を支えています。

新築住宅の柱や間柱の位置が分かる写真

柱同士の間には、間柱と言う45㎜~30㎜程の材料もあります。

一番止めやすい柱を探すには、柱の半分とボードの厚み(52.5+12.5=65㎜)を柱の間隔(910㎜)から引いた845㎜を、壁の仕上げから測って離れた所が、おおよその柱の芯になります。

ここなら壁の厚みを超える長さのネジを使えば重たい物でも止める事が出来ます。

取り付ける前には下地探しと言って、押し込むと細い針が飛出て、下地が分る物で最終チェックをして取り付けて行きます。

新築住宅の壁下地を探す為の道具の写真

別の方法では100円均一などにあるネオジウムと言う強い磁石を使い、壁を止めるネジを複数探して、通りを出すと柱や間柱などの下地を探す事が出来ます。

ネジが2本近くに並んで止まっている所はボード材の繋ぎ目で、下地の柱がある確率が高く、1本のみで列になっている所は間柱などの中間材が入っている確率が高いです。

大まかな下地の位置を見つけるのに使えますし、磁石が止まる仕組みで、軽い紙なら壁に穴を空けずに止めておく事は出来ます。

新築住宅の壁に磁石を付けた写真

下地の無い所に止めたい時は、ホームセンターで売っているフック付きのピンや、石膏ボード対応の家具等なら下地を気にしなくても、1キロ~7キロほどの重さに耐えられる物があるので、用途に合わせて検討するのも良いと思います。

新築住宅の壁下地の仕組みが分かってやる気が一杯になった人のイラスト

建てた後でも自分たちの使いたい用途に合わせて、DIYで楽しんで行きましょう!

でも、自分では難しいなと思う時は、ご相談いただければと思います。

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