2025.04.21
可児市で行った新築住宅の水回り設備と仕上げ工事を工務店が紹介します

工事現場の管理やメンテナンス等を担当する工務課。
植松達矢です。
注文住宅の工事についての事を色々紹介しています。
・二級施工管理技士。
・福祉住環境コーディネーター2級。
今日は新築住宅で行うキッチンやお風呂などの水回りと仕上げ工事の様子をご紹介です!
寒い時期になると、新築住宅の工事や日常生活のなかで冷たい水などを触る機会が増えてカサカサの手になっている植松です。

痛い(´;ω;`)
カサカサの手の解消につながる、新築住宅のお風呂やキッチン・トイレに洗面所などの設備工事は、上棟後すぐに準備が始まっていきます。

新築住宅の上棟が終わり2週間程で、ユニットバス(お風呂)工事の始まりです。
お風呂を設置する前の準備では住宅の基礎(床下部分)を断熱で囲み、住宅の床下に繋がる基礎の点検口も断熱付の専用の蓋を使い仕切ります。
床下とユニットバスを設置する空間の間を仕切る事で、暖かい空気や冷たい空気の出入りを少なくしています。

お風呂の組み立てが始まると住宅の基礎上に土台のフレームを設置します。
土台フレームの上に浴槽やお風呂の床板を組み立て土台の完成。
最近の新築住宅で使う浴槽は、周りに断熱材がしっかりと付いている為、昔と比べて湯冷めしにくい様になっています。
浴槽内のサイズも大きいので新築住宅ではお風呂に広々と入れて暖かいのだろうなと思います。

土台・構造フレーム・天井・壁と組み立て最後はパネルの隙間を埋めると工務店との打ち合わせで決めたユニットバスが完成。
新築住宅への搬入から組み立てまでを1日で行ってしまう早技の工事になります。
ユニットバスの工事から1ヶ月ほど新築住宅の工事が進み、各部屋の壁や天井などができあがる頃になるとキッチン工事の開始です。
当日はたくさんの部品に分かれた収納や設備・天板等が新築住宅に搬入されて次々と組み立てられて行きます。

新築住宅のキッチン工事では、最初に造作工事で貼っていた周りの壁へ、汚れが付きにくいよう仕上げ材のキッチンパネルを張ります。
次はシンクやコンロ下の収納を組み立て、設置後は天板を見えない板の下側から金具とネジで留め付けて行きます。
天板の設置後はコンロや食洗器などの設備器具を取り付け、キッチンの組み立て完了。

背面収納などの組み立ても行い、最後にダンボールの養生をして完成です。
昔は家事をしてなくて気づかなかったのですが、最近の新築住宅のキッチンを見ると天板が高くなっていて、シンクで洗い物の立ち仕事をしても腰が痛くなりにくそうだなと思います。
作業場の広さもあるので料理もしやすく、食洗機が付いているのでうまく使うと住宅で家族とすごす時間が増えて良さそうです。

掃除を考えるとまだ手洗いも必要ですが、上手く使い分ければ予洗いしたお皿を入れて設定して置くだけで、洗剤や水をあまり触らずに食器をキレイに乾いた状態にできるので憧れます。

まだまだ寒い時期は手が痛くなるので暖かいお湯や手袋でしのぐ日々です。
部屋の暑さ寒さについては窓や断熱材の性能が一番反映される所なので設備だけでなく合わせて断熱・気密も計画して行く事も大事です。

キッチンの取り付け後は、塗り壁工事を行い完成後にトイレ・洗面などの器具と建具の取り付けを行い、仕上げに向けて新築住宅のクリーニングを行います。

工事中のホコリや汚れを落とし、それまで床を保護していた養生材を取る事で、新築住宅の床が姿を現します。

クリーニング後は、新築住宅の仕上げ材の取り付け工事を開始。
窓の網戸や和室などの特注建具・ブラインドや畳などの設置作業を行います。
これで新築住宅住を作る作業が全て終わり、新築住宅の工事が完成になります。

畳の設置が終わると、新築住宅工事の最終検査として市役所に委託された業者の検査。
役所検査とはいいますが、市役所から職員さんが来るわけではなく、委託された業者の社員が来ます。
そこで、完成した新築の住宅と図面を見比べます。
そこで図面と比べて大きく変更等がないかの確認をします。

役所検査が終わると、新築住宅の工事完了報告書が受け取りできる様になります。
これでお引渡しに向けての手続きを進めて行く事が出来ます。

工事の完成からお引渡しまでの間には、自社の検査を行い仕上がりの確認も行います。
床や塗り壁設備器具などの調整を行い、お引渡しに向けてすぐ新築住宅に住む事ができる様に準備を整えます。

最後に新築住宅のお引渡し前には、工事を行った新築住宅が図面通りできたかを、お施主様に確認していただく検査を行います。
了承をしていただく事で新築住宅の全ての工事が完成。
これでお引渡しまでの準備が完了です。

新築住宅の仕上げ工事完成からお引渡しの間には、屋外の仕上げ外構工事等も進めています。
お引渡しに向けて、着実に準備を進めて行きます。


可児市で新築住宅の仕上げまで管理を行う工務店
ワダハウジング和田製材株式会社
・二級施工管理技士
・福祉住環境コーディネーター2級
植松達矢

初投稿 2023.01.24
2023.03.22
改修 2025.04.21