2025.05.09
「初めての飼育も安心な家。快適な空間で楽しむペットライフを提案」

こんにちは!
家づくりプランナーの吉田洋子です。
ぺットを飼っている方のほとんどが、1匹、2匹ではなくひとりふたりとおっしゃられます。
私、吉田もそのひとりです。

犬にしろ、猫にしろ家族の一員なので、大切にまたストレス無く快適に過ごして欲しいと思うのは親心。

今回は猫の習性に合った家づくりを考えたいと思います。
因みに吉田は、猫も犬も大好きです‼
犬猫アレルギーですが…。

小さい頃は外で犬、家の中に猫を飼っていたことがあります。
冬に猫が一番暖かいと思い、父の布団の足元に入っていったところ、父がビックリして猫を蹴飛ばしてしまったそうです。
そのまま猫は、お隣の猫好き一家に飼っていただくことになり、それ以来猫を飼うことが無くなったそうです。
こんな理由から、吉田の猫知識が不足しているので、先ず猫について調べてみました。

【猫の習性】
1.高いところが好き
家の中ならタンスの上など高いところを好みます。
最近では、部屋の中にタンスなどを置かないので、キャットタワーを置かれてますね。

では何故高い所を好むのか?
これは猫の本能で、高いところにいれば外敵から身を守る、獲物を見つけやすいためです。
ネコは平衡感覚に優れているため、高い所は危ない!よりはむしろ安全な場所なんですね。
なので、猫さんを飼われている方は、キャットウォークをご要望されたり、平屋であれば勾配天井の梁現しを、二階建てなら吹抜けの梁をキャットウォークにすることをご提案しています。
キャットウォークの代わりに、LIXILのにゃん壁を設置された方もいらっしゃいました。

2.狭い所を好む
猫の祖先は、中東に生息するリビアヤマネコといわれ、砂漠の穴倉などで外敵から身を隠しながら獲物を捕って生活していたそうです。
なので、狭い場所は猫にとって安心できる場所になるそうです。

上下の画像は、弊社社員が保護した猫で、大切な愛猫です。

3.スリスリしてくる
人に甘えてくる。
吉田が20代の独身時代に、家から少し離れた場所に駐車場を借りていました。
ある日、車を駐車して、家に帰ろうとしたときです。
どこからともなくニャ~と鳴く声と共に、黒猫が近づいて来たんです。

どこの猫かもわからないんですが、スリスリと歩く足に絡まりながら、家までついて来たんです。
その可愛らしさに、ついつい鰹節をあげてしまいました。
(ホントは餌付けしてはいけないんですが…)
食べるだけ食べたら、そのまま居つくことも無くどこかに帰って行ったんです。
今回スリスリの意味を調べてみたら、自分の匂いを付けることが目的=マーキングだとわかりました。
吉田、縄張りの中に入れてもらえたみたいです!と思いきや…。
「猫は賢いので、スリスリすると要求が通ることを覚えていて、スリスリしてくる。」と記載がありました。
吉田、まんまと空腹を満たすためだけに使われてしまった様です。

4.ふみふみする
飼い主の脚や毛布をふみふみする習性。
子猫が母猫のお乳の出を良くするために、おっぱいを押す動きをする。
柔らかくて温かみがあるので、母猫を思い出すらしいのですが、誰にでもする訳では無く、選ばれたお気に入りの人や物にしかしない行動みたいです
一心にふみふみする姿は、とっても癒されますよね。

5.爪とぎ
猫の爪とぎの理由は、狩りに備えて、古い爪から新しい爪に生え変わる爪を、鋭い爪としてキープするため。
肉球には臭腺があるため、爪とぎ=マーキングになるそうです。
ストレス発散や、気持ちを落ち着かせる役目もあるので、爪とぎの場所や環境を与えてあげましょう。
爪とぎ器も、その子に合った物、お気に入りの物を探してあげましょう。

せっかく家を新築したのに、壁をガリガリされては困りますよね。
そんな時は、床から半分くらいの高さにシナ合板を貼ったり、お気に入りの爪とぎグッズがあれば、壁や柱にくっつけてみたり。

色々な対応の仕方がございますので、家を建築される会社さんに相談してみましょう。
6.毛づくろい
1日の大半を寝て過ごします。
理由:舌にある無数の突起で毛づくろいすると、汚れや古い毛が取れて清潔になるのと、自分の匂いも取り去ることが出来、獲物や敵に存在を知られない様のするためらしいです。
確かに猫さんに舐められると、ザラザラしていますよね。

身体をペロペロ舐めたら、匂いが付きそうですけどね!
汗をほとんどかかない猫は夏に毛ずくろいをして、唾液で被毛を湿らせて、気化熱で体温調整をするそうです。
7.よく寝る=野生の本能
一日のうち15時間前後寝て過ごします。
子猫や老猫はさらに長くなります。
吉田家のチワワ犬も現在9歳。
以前よりもよく寝る?(爆睡する)様になりました。

肉食動物は狩りに備えて体力を温存する為、狩り以外は寝て過ごす様です。
浅い眠りの合間に、深い眠りが訪れるので、ちょっとした物音でもすぐ目を覚まします。
8.単独行動を好む
猫はマイペースなので、人間の思い通りには行動しません。

甘えたい時には甘えて来ますが、飼い主が遊んであげようとしても知らんぷりをする時もあります。

お気に入りの遊び道具を使うと、ノッテ来て遊んだりしますよね。

縄張り意識が強いため、室内であってもマーキングは欠かせません。
以上が猫の習性です。

以上のことをふまえて、間取りを考えなければいけません。
キャットタワーを置く位置。
キャットゲージを置く位置。

家族の気配が感じられる、リビングにあると安心かな?

トイレはベットの近くが良いかな?
多頭飼いだと、一室を猫部屋にするのも良いですよね?

キャットウォークを歩いて回遊出来る様にしたり、猫の逃亡防止柵の設置場所を考える必要がありますね。
ちょっとした隙に外へ出て、事故などにあってしまっては大変です。

玄関ホールに出る手前には、天井まである逃亡防止柵があると安心ですね。

リビングの窓にも、逃亡防止柵を付けておきましょう。
間取りのご要望は人それぞれです。
ペットによっても違いがあります。

以前、熱帯魚を飼われているお客様から、水替えが楽に出来る様にと、土間収納に水槽の置場と水槽の掃除用に水栓をお作りしたことがございます。

リビングから水槽が見られるように、ガラスを壁に埋め込むご提案をしました。

一生に1番高い買い物である家を建てる時は、色々な夢やご要望が出て来ると思います。
家族が増えた時や、子供の成長と共にあると良いなと思うもの。
子供が巣立った後のご夫婦ふたりの生活スタイル。

今ペットを飼っている。
将来ペットを飼おうと思ってる。
思いを巡らせて行くとどんどんわからなくなって来ますよね

そんな時は建築業者にご相談ください。
過去の経験をもとに、経験豊富なスタッフが、色々なご提案をさせていただきます。

まず、わからない事や不安なことなど、弊社にご相談ください。
お問い合わせをお待ちいたしております。


ワダハウジング和田製材株式会社
吉田洋子
