こんにちは!和田浩志です。

 

土岐市で健康で経済的に暮らせる木の家を造るならワダハウジング

土岐市を中心とする東濃エリアで 500棟以上の新築注文住宅の実績
和田製材株式会社

和田浩志    

 

工務店を選ぶときは、まずはこの4つを見てください!というお話をします。

 

これは基本になる4つなので、ものすごく大事なお話です。大事ですし、今や当たり前のお話かもしれません。

 

工務店やハウスメーカーを選ぶとき、あなたはとても悩まれませんか?  

それはそうです。   注文住宅の世界って、会社によって「売り」が違いますし、仕様や価格もさまざま。  

 

いったいどの会社をどう選んだらよいかわからない!!

 

 あなたの大きなお悩みだと思います。

 

 

先日、お客様の考えをリサーチするためにカンタンなアンケートを行いました。

 

そのアンケートの中で、   家づくりを検討され始めた時どんな「悩み」がありましたか?という質問をしました。

 

1番多いお悩みは、やはり「お金に関すること」でした。

 

その次はやはり、「工務店(会社)選びに関すること」でした。

 

具体的なご回答とましては、  

●どこのハウスメーカーを選んだらよいか?

●自分達の希望が叶えられる家(住宅会社)をどう見つけるか?

●理想の家が建ててくれる会社はどこか?

●安く建てたら、何らかの不満の残る家にならないか?

●どこまで、私たちに寄り添って話を聞いてもらえるか?

●工務店、ハウスメーカー、どっちがよいか?  

などなど、「工務店(会社)選び関係」の回答が多かったのです。  

 

そこで今回は、「工務店を選ぶ際、まずはここから抑えてほしい!4つ判断基準」というテーマで、なるべくわかりやすく解説してまいります。  

 

もちろん、判断基準は4つだけではありません。様々な判断基準があります。  

 

今日お伝えするこの4つは「最低限おさえてほしい4つ」です。まずこの4つを満たしていなかったら、健康面、安全面で問題が起きるかもしれないという判断基準なのです。  

 

では最初に、【工務店選び】4つ判断基準には何があるのかをお伝えします。  

1.家の「断熱性能」が一定以上あること。

2.家の「気密性能」が一定以上あること。

3.「キチンとした性能の窓」が付いていること。

4.より安全な方法で「構造計算」がなされていること。  

以上4つです。  

 

当たり前のことばかりと思われましたか?   そう、当たり前のことばかりです。  

 

しかし、意外や意外、これら4つともできている工務店・住宅会社は意外と少ないんです。  

 

この4つは、家づくりの「ベース」。つまり、「土台」となる要素です。   どんなモノでもそうですが、土台がしっかりしていなければ成り立ちません。  

 

この4つの要素がベースとしてできていない工務店(会社)は、よく考えて判断した方がよいかもしれません。

 

その際は、出来ているのかどうか、しっかり聞いて確認をしてくださいね。そのカンタンな聞き方もお教えします。  

 

では、工務店選びの基本編、しっかりおさえてまいりましょう!    

 

 

1.家の「断熱性能」が一定以上あること。

まず一つ目。「断熱」っていうと難しそうですが、難しいお話はしません。  

 

工務店にとって大事な必須項目の一つなので、すごく大事です。  

 

 

先日、土岐市のM様邸にて、ご新居の完成お引き渡し式を実施させて頂きました。  

 

この日もホントに暑い日で、お引き渡し式から取扱い説明まで約2時間ほど掛かったにもかかわらず、疲れた顔を見せられず最後まで笑顔で接してくださったM様には感謝しかありません。  

 

M様ご夫婦の人柄がにじみ出ていたホントによいお引き渡し式でした。  

 

セレモニー中、エアコン1台だけ稼働させていただきましたが、高断熱性能のおかげで家の中がすずしく快適温度でとても気持ちよかったです。   快適だと、何より気持ちが落ち着きますね。

 

M様、大変お世話になりありがとうございました!    

 

話がそれましたが、結論を言います。

「断熱性能」に関しては、工務店さんに向かってこう聞いてください。  

 

御社の建てる住宅のUA値(ゆーえーち)はいくつですか?  

 

これ、どういうことかと言いますと、UA値とは、建物の断熱性能を表す数値で、家の器(うつわ)の断熱性能のをあらわします。  

 

専門的な言葉で言いますと、「外皮平均熱貫流率」っていいます。お家の器のことを「外皮(がいひ)」って言うんです。  

 

つまり外皮とは、屋根や天井、壁、床、窓など、家を断熱材でスッポリくるむ部分の事を言い、UA値はその外皮の断熱性能をあらわします。  

 

一応、UA値の計算式を載せておきますと、家の各部の熱損失量の合計÷外皮面積の合計です。でも、あなたはこんな計算式は覚えなくていいですよ。   このUA値、数字が小さいほど断熱性能が高くなるということを覚えておいてください。

 

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こちらは、UA値の地域区分表です。下へいくほど断熱性能が高くなるというわけです。  

 

つまり、UA値をカンタンに言い表しますと、  

冬・・・中の熱をどれだけ屋外に出してしまうか。

夏・・・外の熱をどれだけ室内に伝えてしまうか。  

を数字にしたものです。  

 

ではこのUA値、目安はどれくらいがよいのでしょうか?      

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目安としては、「0.46以下」にできるとよいでしょう。  

 

なぜかというと、HEAT20という断熱性能の指標(民間の指標です)でいう、G2グレードを6地域(多治見市・可児市)においてでクリアできるからです。  

 

HEAT20には断熱性能の高い順に、G3、G2、G1の3つのグレードがあります。設計次第ではありますが、G2グレードをクリアできれば、充分に健康・快適・経済的な家づくりが出来ます。  

 

ちなみに、弊社もそうですが、全国の先進的な工務店は、やはりHEAT20/G2グレードを基本にした家づくりをしています。参考にしてみてください。  

 

家の「断熱性能」が一定以上あることを確認するために、  

 

御社の建てる住宅のUA値(ゆーえーち)を教えてください。

 

HEAT20だったらどのグレードをクリアしていますか?  

 

と、工務店さん・住宅会社さんへ聞いてみてください。  

そして、今日のブログを読み返してみてください。      

 

 

2.家の「気密性能」が一定以上あること。  

「気密?なにそれ?」と、難しそうに思われますか?   ご安心ください。誰にでもわかるように、カンタンにしてお話をします。  

 

これもやっぱり、工務店選びの大切な必須項目の一つなので、最後までしっかりお読みください。  

 

この「気密性能」。どのように判別するか?それは、工務店さんに向かってこう聞いてください。  

御社が建てる住宅のC値(しーち)を教えてください。  

 

C値(しーち)とは何か? 専門的なことばでいうと、「相当すき間面積」っていいます。  

 

C値とは、家じゅうにどれくらいの「すき間」があるのかを、数字であらわしたもの。このC値、数字が小さいほど「すき間」が少ないということで、良い家ということになります。  

 

こういうことを言うと、否定的な意見も出てきます。  

 

一般の方は、「風通しが悪そう」「密閉度が高くて息苦しそう」「窒息しそう」とおっしゃいます。 そして、工務店さんの中にも「気密はほどほどにして、家は風通しよくした方がいいんだ」とか言う人も出てきます。  

 

もちろん、風通しも大事です。しかし、意味合いが違うんです。  

 

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春や秋の気の良い日は、窓を開けて気持ちの良い風を取り込んでいいんです。むしろ、大いに取りこんでください。   

では、なぜC値が小さい(気密性能が高い)家が良いのかと言いますと、猛暑や激寒から人間を守り、室内の空気環境を守るためなのです。  

 

すべては、住まう人の健康のためなんです。  

 

家の気密性能を高くする目的は主に2つあります。  

一つは、冷暖房が良く効く家にするため。

もう一つは、常時換気を計画通りキチンと行うため。  

 

こういうことを言うと、ここでまた疑問に思う人が出てきます。  

「えっ!どうして密閉して気密にすると換気ができるようになるの?逆に換気できなくなるんじゃないの?」といった具合にです。  

 

だから、少し言い方を変えます。

 

気密性能を高くするもう一つの目的は、「24時間換気装置を計画通り働かせるため」です。  

 

もう20年も前に、住宅に24時間換気装置の設置が建築基準法で義務付けられました。住まう人がシックハウス症候群などにならないよう、家の中の空気をキレイにするためにです。  

 

ここで、ストローを思い浮かべて、家をストローに例えてください。そして、ストローの両端を「24時間換気装置の空気の入口と出口」と考えてください。  

 

カンのよい方はもうおわかりでしょう。  

 

そう、ストローに穴が開いていたら(家の気密性が低いと)、ジュースをうまく吸えない(換気装置がうまく働かない)のです。      

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ここでも一応、C値の計算式を載せておきます。  「気密性能C値=家全体のすき間合計面積(㎠)÷延べ床面積(㎡)」で計算します。もちろん、この式も覚えなくてよいですよ。  

 

実際の計算は机上だけではできなくて、家全体のすき間面積を実際の家で測定(気密測定と言います)しないと、算出できません。  

 

C値の目安は、少なくとも「1.0以下」を推奨します。  

 

なぜ「1.0以下」を推奨するかと言うと、

C値1.0で、24時間換気装置の50%。

C値2.0だと、24時間換気装置の30%。

ほどしか、換気装置の能力を発揮できないからなのです。  

 

また、気密測定を行っていない工務店だと数字を出すことが出来ないので注意が必要です。  

 

家の「気密性能」が一定以上あること、を確認するためには、「御社が建てる住宅のC値(しーち)を教えてください」と聞いてみてください。  

そして、今日のブログを読み返してみてください。

 

 

3.「キチンとした性能の窓」が付いていること。  

実は、これも工務店選びの大事な必須項目の一つなのです。最後まで、しっかり読んでくださいね。  

 

3つ目は、住宅に付いている窓を見ます。  

 

まず、工務店さんに向かってこう聞いてください。  

「御社はどんな窓を採用していますか?」と。  

 

では、どんな窓だったらよいか? この解説をいたします。  

 

結論を言いますと「室内が温度20℃・湿度50%の状況で下枠が結露しない窓」採用しているかどうかがポイントになります。  

 

結露とは「水蒸気を含んだ空気が冷やされ、飽和水蒸気量を超え余分な水蒸気が水に変わること」を言います。  

 

例えば、冷えたビールをコップに注ぐと、コップ表面に水滴が付着する、あれです。  

 

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室内が温度20℃・湿度50%においての露点温度は9.6℃です。室内温度20℃・湿度50%というのは、冬に暖房をすればよくある普通の室内状況です。  

 

つまり、窓が低い外気温に冷やされて窓表面が9.6℃以下(9.6℃どころか0℃前後は普通)になると、熱を伝えやすいアルミサッシは結露が発生して簡単にベタベタになってしまうということです。  

 

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結露は、何もよいことがありません。カビ発生の原因となり、住まう人の健康を害します。  

 

また、床などがひんぱんな結露で濡れた状態になり、腐れの原因になります。それがひどくなると、壁や床の内部までが腐食して、建物の寿命を縮めてしまいます。  

 

そうならないためにも、断熱性能を高め、気密性能を高め、24時間換気を計画通りキチンと働かせて、室内温度20℃・湿度50%程度で結露しない窓を採用する。  

 

そんな窓には、樹脂製サッシがよいでしょう。できれば、ガラスはトリプルガラスを採用してください。  

 

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窓はホントに大事です!  

 

工務店さんに向かって「御社はどんな窓を採用していますか?」と聞いてみてください。

そして、今日のブログを読み返してみてください。      

 

 

4.より安全な方法で「構造計算」がなされていること。  

最後の4つ目は、より安全な方法で「構造計算」されているかどうか?です。  

 

「構造計算?」「数字は苦手なんです」って思われましたか? ご安心ください。難しいお話はおいときまして、ここでは「用語」だけ覚えていただければOKです。  

 

今回は、「家の強さ=耐震性能」に関わる、命に関わるかもしれない大切なお話なので、ぜひとも覚えておいてください。最後まで、しっかり読んでくださいね。

 

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「より安全な方法で「構造計算」されているか?」というテーマからおわかりかと思いますが、建物の強度を計算する方法についてのお話です。  

 

まず最初に確認しておきたいのは、建物の耐震等級は3段階あるということです。  

・耐震等級1

・耐震等級2

・耐震等級3  

等級3がもっとも構造の安全性が高いものになります。これはご存知の方もいらっしゃると思います。

 

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次に、これら耐震等級を導き出すための「構造計算方法」にも種類があることを知っておいてください。  

・仕様規定

・性能表示計算

・許容応力度計算  

の3種類があります。

 

どの計算方法がよいのか?ということがここでのポイントになります。もっとも安全性の高い耐震等級3を証明するために、適切な構造計算をすることが大切なのです。  

 

結論としてどれが適切かというと、3つ目の「許容応力度計算」になります。ここはこの「許容応力度計算」という用語だけ覚えておいてください。  

 

2016年4月の熊本地震を例にとってみましょう。  

 

益城町では、震度階級で最も大きい震度7が2回発生しました。倒壊や半壊しなかったのは、許容応力度計算をおこなった耐震等級3の住宅と、性能表示計算をおこなった耐震等級3の住宅のみでした。  

 

それ以外の住宅は、倒壊や半壊により住めなくなってしまいました。  

 

専門家が詳細に検証した内容によると「性能表示計算よりも許容応力度計算の方がより構造の安全性が高い」という検証結果になったと言われております。  

 

以上のことから、何が大切かというと「耐震等級3です」だけでは足らないということです。

 

それを証明する「構造計算方法が重要」ということです。  

 

ここでは「許容応力度計算(きょようおうりょくどけいさん)という方法がもっとも安全性が高い」と、覚えておいてください。  

 

工務店へ行ったら、まずこう聞いてください。  

 

「御社はどんな方法で建物の構造計算をしていますか?」  

 

あいまいな回答だったら、注意が必要です。よ~く確認してみてください。    

 

 

まとめ.工務店選び4つの判断基準    

判断基準はもちろん、これら4つだけではありません。他にも様々な判断基準があります。  

今日お伝えした4つの要素は「最低限おさえてほしい4つ」なのです。

まず、最低限この4つを満たしていなかったら、健康面、安全面で問題が起きるかもしれないという判断基準なのです。  

 

その4つ判断基準は、次の通りです。  

 

①家の「断熱性能」が一定以上あること。

②家の「気密性能」が一定以上あること。

③「キチンとした性能の窓」が付いていること。

④より安全な方法で「構造計算」がなされていること。  

 

この4つを、今一度読み返してみてください。  

きっと、あなたの【工務店選び】のお役に立つと思います。

 

本日は以上でございます。  

最後までお読みくださり、誠にありがとうございました!  

 

 

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100年続く和田製材だからこそできる、理想的な木造の注文住宅
和田製材株式会社


代表取締役  和田浩志
代表取締役/一級建築士/省エネ建築診断士/住宅ローンアドバイザー

 

土岐市で健康で経済的に暮らせる木の家を造るならワダハウジング


本社所在地
〒509-5142
岐阜県土岐市泉町久尻9-3

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