こんにちは！
ワダハウジング家づくりサポーター
加藤卓巳です！

皆様、ジメジメするイヤーな季節ですよね！
気をつけて頂きたい事があります。
結構、皆様の周りなどで、この虫の事話題になったりしませんか？

そう『シロアリ』です！

本日は、『シロアリ』について少しご案内いたします。

目次

・シロアリは何処にいるの？

・どうやって家の中に侵入してくるの？

・クロアリと何が違う？　羽アリってどんな虫？

・玄関が被害に遭いやすい？

・つまり、シロアリの侵入及び被害を防ぐ為には？

シロアリ･･･当然、嫌ですよね。家にとって最大の敵ともいうべき虫です。

★シロアリは何処にいるの？

代表的なヤマトシロアリは今時分は見られますし、イエシロアリはこれから発見されていきますが、今年も暖かいのですでに既に動いているかも知れません。

通常、地面の下に生息していますので、普段目にする事はほとんどありませんが、我が家の敷地内の、庭の部分や土壌部分にシロアリが生息していても、全然不思議ではありません。

お庭の木の部分枕木（庭にあれば）などが被害にあったりする事があるのは、その為です。

★どうやって家の中に侵入してくるの？

シロアリは光と風（空気の流れ）を嫌うので、床下から地上にあがってくる時は、砂と自分のフン(！)を利用して道を造ります。

その中をトンネル状にして上がってきます。
まるで忍者みたいでいやですね！

最近の家は、べた基礎工法でほぼ心配はないかと思いますが、完ぺきではございません。
ちょっとした、ほんのわずかな隙間から侵入してきます。

★クロアリと何が違う？　羽アリってどんな虫？

【注目です】

どちらも名前に『アリ』がつきますが、シロアリはゴキブリの仲間(ゴキブリ目)、クロアリはハチの仲間(ハチ目)に分類されます。

まぎらわしいですね！

なので、まったく違う生き物になります。
ご存じでしたか？

シロアリは木を食べます（木の幹に豊富に含まれる〈セルロース〉を栄養とします）が、クロアリは雑食性で木は食べません。

あと、実は『羽アリ』という虫はいません。

シロアリやクロアリは１年の内、一時期だけ、一部が今いる場所から飛んで移動するために、羽が生えて『羽アリ』になります。

ものすごいですよね！
欲しい時に羽が生えるのですから。

シロアリは一般的にはゴールデンウィーク頃から６月の中旬/末頃にかけてしか『羽アリ』になりませんので、その時期以外の羽アリや羽のついた虫は『シロアリ』ではありません。

★玄関が被害に遭いやすい？

家の床下で被害に遭いやすい所は、実は玄関周り(！）になります。

水周りとは関係ない場所ですが、雨天時に濡れた靴や傘を置いたりする場所なので、日常生活の中で、土間部分が一時的に濡れてしまう事があります。

その際に水分が下に浸透していきますので、築年数が経過していくにつれ、玄関周りは床下で湿気の多くなりやすい所になっていくようです。

その為、シロアリの侵入ルートとして利用されやすい場所ですが、玄関は構造上（コンクリート＋タイルが多い）床下点検のできない場所になります。

なので、シロアリが侵入しているのか、いないのかの確認は困難になり、よってシロアリの被害が起き易いので、注意が必要です。

※つまり、シロアリの侵入及び被害を防ぐ為には、定期的な点検と、予防工事が必要になります。

弊社の家も、当然防蟻保証を付けていますが、やはり皆様には気にかけて頂きたいです。
普段あまり見る機会がない床下の状況を、定期的に知っておくこと（点検）＆（予防）が大切です。

５年ごとの点検をお勧めします。（ちょうど保証期間が５年なので･･･）
家を時には気にして、床下点検口をのぞいてみては如何でしょうか？

木の土台をしっかり守っていきましょう。

シロアリ駆除の事で何かお聞きになりたい方はワダハウジングまでお問い合わせください。

業者をご紹介・派遣させて頂きます。

【シロアリの種類】

余談ですが…
シロアリは生きている木は食べないって知っていますか？

シロアリは枯れた木を食べて土に返す再生屋さんです。
てことは、あんにゃろう私の家を枯れた木と思って食べに来やがったな。

そうです！

シロアリにとって家は、根っこからを水分や栄養を吸収しない、ましてや光合成を行わない枯れた木と認識して土に返そうとするんです。

大切な家族を守る家。
シロアリから家を守ってあげましょうね。

 

ワダハウジング和田製材株式会社
・宅地建物取引士
・住宅ローンアドバイザー
・省エネ建築診断士
加藤卓巳