土岐市で新築住宅の傷直しやメンテナンスならワダハウジング

新築住宅で長く過ごしていると、室内の床やドア枠などに、傷が付いてしまう事もあります。

気になるけどメンテンンスの方法が分からない事も、そんな傷などを手軽にできる範囲で、分りにくくする方法を紹介して行きます。

※あんまりマット（ツヤのない単色）の材料は、補修後に目立つ事も。

目次

▼メンテナンスに使う材料について▼

▼メンテナンスの方法について▼

メンテナンスで使う材料は、主に4種類あります。

1.「補修用クレヨン」補修用の固形顔料。（やや、お手軽）。

ハードとソフトの2種類があり、専用の電気コテやドライヤーで溶かして使います。

違いは溶ける温度です。

ソフトタイプは溶けやすく、夏場の温度で溶けて混ざった事があるので、色ごとに分けられるケースでの保管がオススメです。

床などの触りやすい所にはハードタイプを使い、高くて触らない所などはソフトタイプを使います。

ソフトは調色等にも使います。

様々な色があり、良く使う色は、ナチュラル（クリア）・ライトオーク・ミディアムブラウン・ダークブラウンの4種類です。

調色用にホワイトやブラックを使う事もあります。

ホームセンター（ハードとソフトのどちらもあります）や、100円均一（ソフトが多い）でも手軽に購入出来ます。

2.「補修用のタッチアップペン」色付け用の液体顔料のペン（お手軽）。

浅い擦り傷（白くなった所）の補修や、補修後の木目書き（模様付け）に使用します。

補修用のペンは、ホームセンター（種類多め）や、100円均一（種類少なめ）で手軽に購入出来ます。

3.「ウッドパテ」白木補修用の穴埋め材（場所によっては、お手軽）。

タモ白（乳白色）とラワン（茶色）の色の２種類で、白木（ツヤ塗装のない木材）の補修に使います。

ホームセンターで購入できます。

4.「お湯と布」（お手軽）。

白木（ツヤ塗装のない木材）の凹みに染み込ませて、膨らませる時に使います。

補修の仕方は傷の種類と、傷のついた材料で方法が変わります。

▼1.表面に固める塗装をしていない無垢材（表面から水を吸う物の補修方法）

▼2.表面に固める塗装をした木材や、木の粉を固めてフィルムを貼った材料（表面が水を吸わない物の補修方法）

1.水が染み込む、無垢の木の床や枠材の補修方法。

「凹み傷」木の種類によって膨らみ具合は変わりますが、凹み傷をお湯で膨らませて、凹みを少なくする方法で補修。

「擦り傷」オイル塗装の硬い無垢床に付いた白く薄い擦り傷は、ペンで消えない場合、傷の周りをヤスリでなだらかにして、ペンで濡れた色（塗装された色）に近づけて分りにくくします。

「深い凹み傷」は、ウッドパテに色が合う場合は凹みを埋めて補修します。

※パテは乾燥させると色が変わる為、乾燥させた物と見比べて使用する。

色が合わない場合は、ツヤありの床と同じ様に補修用のクレヨン（ハード）で色を作り、周りを汚さない様に埋めて直します。

補修後はツヤ合わせの為、目の細かいヤスリで撫でて完了です。

※難しい場合は、専門の業者に依頼しての補修等になります。

2.表面にツヤのある塗装をした木材や、フィルムを貼った木の粉を固めた材料などの深い傷は

補修用のクレヨンを使い埋めて行きます。

周りの色に合わせる様にハードクレヨンを電気コテやドライヤーなどで溶かし、薄い色から調色（混ぜて色作り）。

凹みを埋めて電気コテや道具を使い、はみ出たクレヨンを取り平らにします。

薄黄色や、こげ茶、茶色などの床や枠材は色が作りやすいです。

埋める色は少し薄い色や、木目などの模様に合わせて少し濃い色などを使い、周りに馴染ませる様に補修します。

木目のある材料には補修後に専用のペンで色付けをして、木目などを書き足して馴染ませます。

ツヤが薄い物の場合は、しっかりと固まってから目の細かいヤスリ（800～1000ぐらいの物）や、ツヤスプレーなどで、光具合を合わせて行きます。

補修時は周りを汚さず傷付けない様に、気を付けましょう。

床材の表面についた薄い擦り傷などは

補修用の色付けペンで周りの近い色に馴染ませていきます。

補修が難しい場合は専門の業者に依頼しての補修等になります。

最後に、生活している中で、目立ちにくい傷なら補修しないのも一つです。

光が色んな方向から入る所は、反射で補修箇所が悪目立ちする事もあるからです。

あくまで補修をするなら、遠くから見て分りにくくする気持ちで、納得できる範囲を広くして行いましょう。

▲目次に戻る▲

ワダハウジング和田製材株式会社
・二級施工管理技士
・福祉住環境コーディネーター２級
植松達矢