2022.11.30
こんにちは、総務の篭橋です。
寒い日がつづきますね。
我家は古い家ですので寒さが身に沁みます。
暖房代がかさんで大変です。
どうすれば、この危機?を乗り切れるのかなと思っていたら、節電対策セミナーの文字が・・・
ということで先日、冬の節電対策と銘打っているセミナーに参加してきました。
最初、セミナー内容は当たり前のことばかりでした。
すみません、節電をやっていないくせに文句を言う、私の悪いくせです。反省。
節電の為の3つの方法というので
コチラが節電の為に必要な3つです。
「消費電力を減らす」
使わない電力は消す。
見てないテレビは消す。
使っていない部屋の電気は消す。
こちらはこまめにやっていくとかなりの電気代節約になるそうです。
「電気を使う時間をずらす」
深夜電力をつかうと電気代が安くなる。など工夫が必要ですね。
「(電力を)切り替える」
エネルギーを変える。
こちら省エネも家電製品へ買い替える。
電気を使わない消費電力の小さな機種に変える。
我家は炊飯ジャーも一升炊けるのを使用しています・・・
誰がそんなに食べるんだーとつっこまれるのですが、コンパクトにしてもいいかもね。
と反省しながら聞いていました。
と言われれば当たり前のことですが、やっていないことを説明され反省しきりでした。
話を聞いていて家の構造について話になってきました。
「冬の省エネ・暖房は住宅の性能が大きいのです。」と言われました。
断熱・気密性能が高性能の住宅なら
エアコンがいいです。部屋の間取りにもよりますが、1~2台で空調ができます。
断熱性の低い住宅なら、我が家がそうです。
隙間が多い住宅なら穴の開いたバケツに水を入れるのと同様のエネルギーのロスが大きくなります。
どこから暖気がもれるかを知るといいですね。と言われましたが、我が家のように古い家は全体が寒いとしかいいようがなく「どうしたらいいねん!」とつっこみたくなりました。
たぶん、セミナーの先生も皆の声はわかっているのでしょう。
このような問題をだされました。
【問題】
戸建の住宅において、冬の野外に逃げ出す熱の経路を大きい順番にならべて正しいものを1つ選びなさい。(こちら、家庭の省エネエキスパート検定の問題から出題。)
【答えは】
②開口部(窓)→ 換気・外壁 → 床 → 屋根 です。
日本の家は風がとおるように設計された家が多いせいでしょうか、窓からの外気がおおいのです。
住宅に入ってくる寒気は窓が一番入ってくるのです。
『窓を制する者は省エネを制す!』
省エネの鉄則、こんな言葉があるぐらいだそうです。
今、家を建てられる方の窓の多くは2重サッシになり、外気が入ってくるのは昔の窓に比べて少なくなってきています。
注文住宅を建てるのなら窓のこと大切です。
寒気がぜんぜん違ってきますよ。
家に寒気がはいらないように窓と高性能住宅についてお伝えしたいです。
まず、窓のことからお話しますね、窓のこと少し知ってみませんか。
まず、窓の開け方の種類は、
【引き違い窓】
左右2枚のガラス戸をスライドして開閉する窓。どちら側を開くことも出来、換気・採光に有効です。
【横すべり出し窓】
窓の軸がスライドし、下側を外に押し出して回転するように開閉する窓。窓の横方向の上側を軸とします。
【縦すべり出し窓】
窓の軸がスライドし、左右どちらか一方に回転するように開閉する窓。窓の縦方向の片側を軸とします。
【片開き窓】
左右どちらか一方に開閉するタイプの窓。最も一般的な形式で、通風・採光に有効です。
【両開き扉】
左右2枚のガラス戸が開閉するタイプの窓。大きな開口が得られますが、網戸の取付けに工夫が必要です。
【引込み窓】
窓枠の片側の壁に戸袋が設けられ、開けた窓をそこに収納することで見た目もすっきりする。
【突き出し窓】
ガラス戸の上を軸に下側を外に押しだして開くタイプの窓。雨が降っても、直接室内に入り込まない利点があります。
【内倒し窓】
ガラス戸の下を軸に上側が室内側に倒れるタイプの窓。不透明なガラスにすると、室内を覗かれにくい利点があります。
【外倒し窓】
内側には開かず外側に倒して開ける窓の事です。
【ルーバー窓(ジャロジー窓)】
ガラスルーバー窓の商品名。ガラスのルーバー(可動式の数枚の羽根板)をハンドルなどで開閉する窓。トイレや浴室で多く用いられます。
【上げ下げ窓】
上下に動かして開閉する窓。上部がFIX窓で動かないものと、上下別々に動くものと、上下が連動して動くものがあります。
【FIX窓(はめ殺し窓)】
採光・眺望を目的としてガラスを窓枠にはめ込んだ開閉できない窓。デザインや大きさは自由で飾り窓的な要素もあります。=「はめ殺し窓」
【回転窓】
ガラス戸の中心を軸に、180度回転する窓のことです。
【高窓】
天井に近い高さにある窓。採光・換気に非常に有効ですが、開閉方法を考慮する必要があります。=「ハイサイドライト」
【出窓】
壁より外側に張り出した窓。張り出した部分は法規上の床面積に入らないので、床面積が充分にとれない場所に広がりを与えられます。
【地窓】
床面に接した低い位置にある窓。室内を対角線に向き合う高い位置の窓と組み合わせると自然換気にとって有効です。
【掃き出し窓】【テラス窓】
床面に接した窓。出入りが自由なため庭やテラスに面した場所に取付けます。本来は掃除の際にほこりを掃き出すための窓です。
【トップライト】【天窓】
屋根に取りつける窓。小さな面積で効率よく明かりを取り入れることができます。
などなど
多数あります。
一般的に使用しているのが、引き違い窓、縦すべり出し窓、横すべり出し窓またFIX窓(はめ殺し窓)などになるのではないでしょうか。
使う場所の用途によっていろいろな窓の設置はきまります。
自分たちの家にとってどれがピッタリの窓なのか選んで設置してほしいです。
もちろん窓の性能にもこだわりたいです。
日本では窓はアルミサッシが一般的でしたね。
しかしこれは世界の非常識といわれていることらしいのです。
アルミは軽くて丈夫であるため、耐久性に優れています。
しかしアルミそのものが熱を伝えやすい素材であるため、結露しやすい窓となってしまいます。
環境大国、ドイツでは断熱性能にすぐれた樹脂サッシが当たり前。
ドイツだけではなく他国では樹脂サッシが一般的だそうです。
樹脂サッシにもデメリットがあります。
樹脂は紫外線に弱いという弱点があり、使用箇所、状況によっては劣化が早くなってしまいます。
値段もアルミサッシに比べるとお高くなります。
でもそのデメリットを余りあるだけの断熱性能があるのです。
これから先の地球温暖化のことを考えると、断熱・気密性能をふくめた窓をおススメします。
窓の性能について一般社団法人 日本サッシ協会さんはこのように定めています。
窓の性能は、住宅性能表示のほか環境問題等で要求される項目及び等級があるそうです。 JISや建築基準法等多岐にわたり定められています。
一般社団法人 日本サッシ協会は、10項目の窓の性能を紹介しています。
【耐風圧性】 強風など内外からの力に対してどの程度耐えられるかを示す性能。
【水密性】 屋内への雨水浸入をどの程度防げるかを示す性能。
【気密性】 サッシのすき間からどの程度の空気の出入りがあるかを示す性能。
【断熱性】 屋内の熱移動をどれくらい抑えることができるかを示す性能。
【遮音性】 屋内・外への音の出入りをどの程度遮ることができるかを示す性能。
【防火性】 建築物の火災の拡大や類焼を防止し、火災に対する安全性を表す性能。
【防露性】 建具室内面およびガラス表面における結露発生を抑える性能。
【遮熱性】 日射などによる熱量の侵入・放出を遮る性能。
【バリアフリー】 高齢者や身障者などの移動・介助に対する幅員・段差・手すり設置などの配慮の度合い。
【防犯性】 侵入行為に対し、侵入を防ぐことができる抵抗力の性能。
これらの窓の性能を考えて一般社団法人 日本サッシ協会は紹介しています。
窓を制する者は省エネを制す。
すなわち節電&暖かい家で過ごせることですよね。
窓のことも含んでいますが、ワダハウジングは高性能住宅を建てています。
こちらはホームページにも載せていますが、
人と暮らしを守る「7つの高性能」をうたっています。
7つの性能とは
1、「断熱」、
2、「耐震」、
3、「長期優良」、
4、「耐風」、
5、「維持管理対策」、
6、「防火」、
7、「劣化対策」
とあります。
例えば、「断熱」性は、従来の最高等級・断熱等級4を超える「ZEH水準相当」から国内トップクラスの「HEAT20 / G2~G3相当」まで、ご提案できます。
安全・健康・省エネというお客様メリットを引き出し、家族の未来を創る。そんな「ワダハウジングの家」の最大の特徴「7つの高性能」についてご紹介します
こちら
人と暮らしを守る「7つの高性能」
こちらにあるのですが
1、高断熱
–室間の温度差が少ないので快適に暮らせる-
冬のお風呂やトイレが寒くない、夏は蒸し暑くない。部屋ごとの温度差を少なくし、健康で快適な暮らしを実現。
ヒートショックなどの温度差による体調不良などを防ぎます。
抜群の断熱性能は、トリプルガラス・基礎断熱・断熱材・断熱ドアによって実現しています。
こちら我家では切実なことです。
毎年、寒い時期になるとお風呂の時間が長いとお風呂で倒れていないか心配になります。
冬の時期、お風呂に長く入っていると「生きてる?」の声の掛け合いが我家では日課になってきます。
Ⅱ、耐震性能
–大地震から家族を守る-
いつ発生するのか分からない南海トラフ地震への懸念から、長期優良住宅基準「耐震等級2」に対して、ワダハウジングでは「耐震等級3(最高ランク)」を全棟取得しています。
また、「許容応力度計算」による構造計算を全棟で実施。
さらに、地震に強くするため通常の工務店よりも木材の使用量を増やしています。
大切な我が家で、末永く・安全に暮らしていけるよう、構造の安全には特に注力しています。
そして、制振装置を取り付けることでいつまでも耐震性能を維持します。
地震もいつ起きるかわかりません。
日本は地震大国です。
逃げられる状況をつくるより、頑丈な家を建てる!
家族の命を守るためにも大切なことだと思います。
Ⅲ、長期優良住宅
–耐久性が高くランニングコストがかからない-
「ワダハウジングの家」は全棟で長期優良住宅の基準以上の性能です。
そして、さらに、将来的なメンテナンスコストを減らすために、屋根や外壁には一般的な普及品よりも耐久性の高い素材(アクリル樹脂系のモルタル外壁、ガルバリウム鋼板など)を厳選して採用しています。
こちら省エネにつながり、電気代などの節約にもなるのはもちろんですが、不必要なエネルギーを節約することで地球にもやさしい環境にもつながります。
限りあるエネルギーと環境のためにも考えなければならないと思っています。
Ⅳ、耐風等級2(最高ランク)
日本では台風や竜巻などの自然災害がよく発生します。
耐風等級2は建築基準法の1.2倍の強度で、50年に一度発生する暴風に対しても損傷を生じない強さを持ちます。
台風大国の日本!
毎年、台風や竜巻などで屋根が吹き飛ぶなどの被害のニュースが流れます。
自分の家を守る為にも道行く人に瓦などがあたるなどの被害を防ぐ為にも必要かと思います。
Ⅴ維持管理対策等級3(最高ランク)
暮らし始めてからは日数の経過と共に家のメンテナンスが必要です。
給排水管、給湯管、ガス管が、清掃や補修などの維持管理をしやすい構造になっています。
我家のことですが、昔の家の配管は、劣化して補修しなければならないのですが、今の新築住宅は管理維持できるようになっています。
隠れていて見えにくい部位ですが長く住むためにも必要なことです。
Ⅵ劣化対策等級3(最高ランク)
年数の経過と共に、どうしても鉄筋の錆びやシロアリの被害など家の劣化が生じてしまいます。
劣化対策等級3は、3世代(75年~90年程度)先まで住宅を長持ちさせるための対策をしています。
親子はもちろん、孫の世代まで安心できる住宅。
ヨーロッパでは当たり前の考えだそうですが、日本でも浸透しつつありますね。
Ⅶ防火構造
万が一の火災時でも、30分間部材が炎に耐えることができます。
人が避難する時間を確保できます。
また、一般的な木造住宅に比べ、火災保険料が約半額になる「省令準耐火構造」が標準仕様です。
火災のニュースが出るたびに、逃げることが出来なかったのかと心が痛みます。
他人事ではありません。
自己防衛のためにも心得ておかなければ・・・と思います。
安全!省エネ!エコ!etc
自分の家族と他者を守る為、大きいことを言いますが地球を守る為、考えていきましょう!!
篭橋和子
家づくりは人生のうち一度あるかどうか。
どんな家がいいか、お金のこと、土地のことなど、わからないことだらけなのが当たり前です。
みなさん同じです。そういった場合は、まず専門家に聞きましょう。
ご来店またはホームページ、インスタDMなど、
お客様の使いやすい方法でご質問ください。
私たち住まいのプロが、お客様の疑問や不安に正直にお答えいたします。
しつこい営業は致しませんので、その点もご安心ください。
家を考え出す時は、まずは、イメージやデザインから興味を持たれる方が大半です。
しかし、家はイメージだけで決めてはいけません。
健康に快適な毎日を過ごすための確かな品質があってこそのものです。
健康で豊かな暮らしができる家を建てる為に、知ってて良かったと言われる知識を盛り込んだ資料をプレゼントいたします。
お一組様1回限り、毎月5名様限定。
※プレゼントは、岐阜県土岐市・瑞浪市・多治見市・可児市・可児郡で建築予定の方に限らせていただきます。
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