2025.02.25
洗濯パン設置のメリット・デメリットを教えます!

こんにちは。
ワダハウジングの鈴木です。
今回は、【洗濯パン設置のメリット・デメリット】についてお話しますね。
洗濯パンとは、洗濯機の下に設置されている、強化プラスチックなどの防水性の高い素材で作られた、排水口の付いた受け皿のことを言います。
近年の住宅事情では、洗濯機の性能も上がり滅多なことでは水漏れしない為、洗濯パンを設置されない住宅が増えてきました。
ただ、今まで洗濯パンがあるのが当たり前だった為、無くても大丈夫なのと不安を持つ方もみえるかと思います。

【そもそも、洗濯パンは何の為に設置されているの?】
洗濯機の故障により、直接階下や床に水漏れを起こさない為です。
また、排水ホースが劣化した場合や、接続不良で外れる可能性もある為、漏水予防や床を守る目的があります。

【メリット】
漏水予防以外に、洗濯機使用時の振動を周りに響きにくくしてくれる効果もあります。

【デメリット】
掃除が面倒な点です。

洗濯パンは埃の受け皿にもなり得ます。
洗濯機がすっぽりと覆うように洗濯パンが設置されている為、掃除の度に重たい洗濯機を移動させるのが大変です。
わざわざ洗濯機を移動させて洗濯パンの中を掃除するのは大変な為、何年も掃除していない家庭も多いのではないでしょうか。
【洗濯パンの形状】
洗濯パンの形状は、大きく分けて2種類あります。
フラットタイプと四隅が立ち上がったタイプ(4辺が立ち上がったタイプも含みます)です。
フラットタイプは、平面なので洗濯機が置きやすい一方、掃除がしづらいといったデメリットがあります。

四隅が立ち上がったタイプは、掃除がしやすい半面、洗濯機を買い替えたときに使用出来ないかもしれないというデメリットがあります。

洗濯パンを置かない方は、直置き、またはキャスター付き洗濯機置台を購入している方もみえます。
キャスターで自在に動かせる他、クイックルワイパーを洗濯機の下に通せるので掃除がしやすいというわけです。


如何でしたか。
洗濯パンは必ずしも設置が義務付けられている仕様、設備ではありませんので、メリット・デメリットを良く考慮した上で、設置するか否かを判断して下さいね。



ワダハウジング和田製材株式会社
宅地建物取引士
鈴木章裕
