2025.12.27
私たちワダハウジングが、あえて、一見非合理で手間のかかる道を選び続ける理由
代表取締役社長の和田浩志です。
自然素材でつくる心地よい空間
住む人に優しい木の家づくり
をしています!
こんにちは!
ワダハウジング和田浩志です。
早いもので、2025年も残すところあとわずかとなりましたね。 世間が年末の慌ただしい中、私たちワダハウジングも、年内の諸々の業務やオーナー様ご挨拶回りなどに追われています。

やっぱりオーナー様回りは良いですね。
アポなしで伺うのですが、みなさん快く出迎えていただきまして、「来年は〇〇を直したいと思ってるからお願いしますね」などとお声かけをいただきます。本当に良い方ばかりに恵まれて、ありがたい限りです。
そして、本年も多くの素晴らしいお客様との出会いがあり、数々の「理想の住まいづくり」に立ち会わせていただけたこと、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございます!
ふと、今年一年を振り返ってみますと、皆様にとっても、そして私たち住宅業界にとっても、今年は決して「平穏な一年」ではありませんでした。
止まらない物価上昇、スーパーに行けば食料品の値段が上がり、ガソリン代も光熱費も上昇して家計をじわじわと圧迫し続けています。

そして、建設コストの高騰です。これから家を建てようとする若い世代の方々にとっては、夢へのハードルが高くなってしまった、そんな苦しい年だったようにも感じます。
私たち、住まいの造り手側も、大きな岐路に立たされた一年でした。
「資材がこれだけ高騰すれば、売値を上げるしかない」 「いや、売値を上げたらお客様が買えない。ならば、見えない部分のコストを下げるべきだ」。正直言うと、業界全体がそんな「迷い」に揺れています。

完成してしまえば見えなくなる「構造材」つまり骨組みの質を少し落とす。 手間と時間がかかる塗り壁などの「職人技」をやめて、施工が簡単な「ビニールクロス」を標準にする。 無垢の木材をやめて「合板」にする。
そうやって「表面上の価格」を抑え、見た目を「流行りのデザイン」で整えれば、もしかしたらもっと楽に、もっとたくさんの家が売れたのかもしれません。
しかし、私たちワダハウジングは、今年もその道を選びませんでした。 あえて、一見非合理で手間のかかる道を選びました。
なぜか?それは、私たちは「ただ家を売って終わり」ではなく、創業から108年、この東濃・土岐の地でお客様の住環境を守り続けたかったからです。
私たちは知っています。

木材や漆喰などの自然素材と、ビニールや合板などの新建材。その違いがどれほど住まい手の健康や情緒に影響を与えるか、そして、家というものが、どれほど過酷な環境に耐えることの大切さを。
ビニールで仕上げられた住宅は、最初は綺麗でも、湿気がたまりカビの温床になります。 また、断熱性能の数値だけを追い求めて造られた家は、夏の日差しを遮ることができず、家を熱帯夜のサウナに変えてしまいます。
流行のデザインで軒(のき)を無くした家は、よほど技術の高い施工がしてあれば良いですが、雨漏れのリスクがありますし、雨風の影響を直接受け、外壁の劣化を早めてしまいます。
「安く建てられたけれど、15年後に大規模な修繕が必要になる家」と、「最初は少しコストがかかっても、30年、50年とメンテナンスしながら住み継げる家」。

お客様の「人生トータル」での出費を考えた時、本当の意味で「安い(コスパが良い)」のはどちらでしょうか? そして、本当の意味で「家族を守る」のはどちらでしょうか?
お客様から「もう少し安くするために、ここは何か落とせませんか?」と聞かれても、 「申し訳ありません。家の寿命に関わる部分だけは、プロとして譲れません」とお断りすることもありました。「もっと外壁の質を落としてコストを下げれませんか?」と言われても 「15年後に家まるごと塗装し直すと大きなコストがかかりますよ。外壁は質を落とさない方がよいです。」と、正直にお伝えしてきました。
もしかしたら、そんな私たちの姿勢を「融通が利かない」と感じられた方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、私たちはそれでいいと思っています。
何度も言いますが、私たちは、建てて終わりではなく、お客様がその家で暮らし、お子様が育ち、やがて孫の代へと受け継がれていく住まいを提供することが使命と考えています。

30年後、もし何かあった時に「ワダさんはもう無くなっていた」では、困るのはお客様です。 だから私たちは、急拡大することよりも、地道に、確実に、いい家をつくり続け、この地に根を張り続けることを選びます。
来たる2026年も、ワダハウジングはこのポリシーを守り抜きます。
ビニールクロスではなく、室内空気の浄化を考え「漆喰」を塗ります。 合板ではなく、触り心地のよい「無垢の木」を使います。 そして、カンに頼らず、新築では「許容応力度計算」、リフォームでは「構造評点の耐震診断」を行い、数字で根拠のある安心をご提供します。

華やかな「映え」や、驚くような「安さ」はないかもしれません。 ですが、住めば住むほど「ああ、やっぱりこの家にしてよかったな」と体に染み入るような、実直な家づくりをし続けます。
今の時代、何が本当の情報で、誰を信じていいのか分からないことも多いかと思います。 そんな時は、どうか私たちのことを思い出してください。 108年間、真正面から木と向き合ってきた歴史だけは、誰にも真似できない私たちの「自信」です。
最後になりましたが、本年ご縁をいただいた全ての皆様、協力業者の皆様、そして地域の皆様、本当にありがとうございました。

今年の冬も寒波が厳しいと思います。どうか暖かくして、良いお年をお迎えくださいませ。
住まいのことで何かお困りのことがあれば、いつでもご相談ください。 私たちは、来年も再来年も、この土岐の地に根差して活動してまいります!!



ワダハウジング
和田製材株式会社
〒509-5142
岐阜県土岐市泉町久尻9-3
0572-55-3103
一級建築士
省エネ建築診断士(エキスパート)
住宅ローンアドバイザー
代表取締役 和田浩志
