2025.06.09
家づくりで失敗しないために確認すべきポイントをお伝えします。

こんにちは!
家づくりプランナーの吉田洋子です。
目次
家づくりで不安なこと
家づくりで不安なことってなんですか?
こんなアンケートを見つけました。
1位.手抜き工事がされないか?
工事中の現場を見せてもらいましょう。
「今から見たい」と、言ってみましょう。
担当の営業マンが焦った顔をしたら、たぶん現場が汚いのではないでしょうか?
以前勤めていたハウスメーカーは、現場を見てもらう前は、事前に片付けに行ってました。
それを思うと、弊社の現場は綺麗ですよ。
工程で今は見られませんと言われた場合は、外からでも見れませんか?と聞いてみてください。

2位.予算内で納まるのか?
建売住宅などは、出来上がっているので金額は明確です。
注文住宅では「坪いくらです!」なんて言われる会社さんもあると思いますが、注文住宅は、プランを描いてみないと金額は出ません。
ご要望をお伺いして、ご希望の坪数でプランを描いてみて初めて金額がわかります。

3位.良い依頼先が見つかるか?
良い依頼先とは?
依頼内容に対して適切な知識と経験を持ち、コミュニケーションがスムーズで、提案内容をわかり易く説明してくれて、お客様からの評判がよい。
などでしょうか?
お近くのご友人やお知り合いの方で、家を建てた業者についてお伺いしてみてはいかがでしょうか?
他には、ホームページの口コミを見る。
建築業者を訪問して、話しを聞いてみる。
家を建築している大工さんに聞いてみる。

4位.価格が適正か?
ただ単に金額だけを見てはわかりません。
使っている材料などでも、金額の違いはあります。
外壁や屋根に何を使っているか?
サイディングなのか、塗り壁なのか、それともガルバ、屋根材は瓦?
素材によっても金額は違います。
メンテナンスが何年ごとに必要か?
その辺りも確認が必要ですね。

5位.条件内で最適なプラン間取りを得られるか?
間取りを描いて貰うのに、お金が必要な会社さんもありますね。
必要な部屋数だけ聞かれて、仮のプランで見積もりをされる会社。
申込をしなければ描きません!など、会社によって違いますよね。
弊社では、家づくりへの想いを共感していただいた方には、プランと資金のご提案をさせていただいています。

6位.良い土地が見つかるか?
ご自身で、at-homeやSUUMOなどで調べても、解らない事が多いと思います。
意外と土地の金額以上に、隠れたお金がかかる場合があるので注意が必要です。
建築業者にも、自社で分譲地がある場合と、ない場合があります。
不動屋さんは土地を売るプロ。
建築するのに必要な費用がどこまで掛かるかの判断は、担当者の知識によってまちまちです。

土地を探す場合は、建築業者と一緒に探すことをお勧めします。
なぜなら、家を建てるのに必要な造成費用や、家の配置。
上下水の引き込み費用、杭のあり無しや登記について等。
建築業者と一緒に見てもらうと、色々なことがわかります。
7位.無理のない返済計画を立てられているか?
プランと一緒に、資金のご提案をする場合、ローンについてもご提案があると思います。
どこの銀行が良いのか?お給料の振込先は変えられるのか?
色々聞かれて、最適な金融機関をご紹介されるとおもいます。
ここまでは、当たり前です。

大切なのは、融資の本申込に担当営業が同席してくれるのか?です。
銀行から家を建てるまでのスケジュールや、色々なことを聞かれた時に、同行していればそこで解決出来てしまいます。
お客様にとっては、初めての経験ばかりです。
そこに同行しない場合は、お客様から同行を求めてください。

8位.契約に不備や間違い、不当に不利な点はないか?
ご契約前に、契約書を読ませていただくと良いですね。
契約書には、わからない言葉や内容が多くあります。
出来たら解説書付きでいただいてください。
わからない事があれば、質問してみてください。

以上、8位までが家づくりで不安なことのアンケートで、40%以上の方が不安におもわれている結果でした。
まだまだ家を建てるのに不安なことは沢山ございます。
お打合せの記録
一番、重点に置いていただきたいのは、毎回毎回のお打合せで記録を残して共有していただくことです。
弊社は私、吉田がお打合せに同席させていただき、営業が話をしたこと、お客様からおっしゃられたことを、複写式のお打合せシートに記載しています。

例えば、新しい家でも使いたい家具や、親から引き継いだお仏壇など。
サイズを測って来て欲しい物など、保留事項の欄にどこからどこまで測って来てくださいと記入します。
お客様が何気なくおっしゃったことや、次回までに確認したいこと、確認してきていただきたいこと。
次回のお打合せの内容、日時など全て記載します。
最後に内容の確認と承認のサインをいただき、複写をファイルに差し込んでいく様にしています。
このお打合せシートがあれば、次回までにしなければいけないこと、次回のお打合せの確認にも使用できますし、言った言わないの確認も出来ます。
このお打合せシート、室内のお打合せだけでなく、外でのお打合せでも使用しています。
先日他社様ともお打合せしているお客様に「お打合わせ時に、お打合せの内容をいただいてますか?」とお聞きしたところ、営業の方がPCに打ち込んでいて、コピーはもらっていないとのことでした。
必ずお打合せの内容は、コピーでも良いので毎回いただいてください。

チェックリスト
お客様との打合せ以外に、社内でも毎回のお打合せを確認するシステムがございます。
初回接客からお引渡しまでを管理する、チェックリストやチェックシートがございます。

新規接客のチェックリスト、ご要望をお聞きするヒアリングシート、弊社でお話しを勧めようとお決めいただいた時に使用する、設計契約時チェックリスト、土地をお持ちの方や、土地購入して建築地が決まった方への敷地調査チェックシート、建物の外壁や屋根材、室内の扉の色や床材、設備についてのお打合せで使用する、仕様決めチェックシート、ひと通りのお打合せが終わった時に使用する、お打合わせ完了時チェックリスト。

この中には、建築士による重要事項説明や瑕疵担保責任保険の重要事項説明を行ったかをチェック出来る様になっています。
電気図作成チェックリストは、コーディネーターが電灯コンセントのお打合せで、リストを使用して照明の数やコンセント、スイッチの数など記載して確認していきます。
図面確認チェックシートは設計、コーディネーター、工務と別々にチェックしていくのと、お伝えしたいことを記載出来る様になっています。

最終確認時チェックリストは、すべての仕様が確定し、もう変更が無い状態で図面を設計に仕上げていただく時に使用します。
請負契約時チェックリスト、こちらは全ての図面を作成していただき、変更が無い状態で請負契約する時に使用します。
お引き渡し時チェックリスト、こちらは家が完成して、お引渡の時に行なう取扱説明書や保証書などを保管しておく、ファイルを準備する時に使用します。
以上計11枚のチェックシートとチェックリストを使用しています。

請負契約後からは、工務にもチェックリストがございます。
先ずは、地鎮祭チェックリスト、着工に入る前までには着工前チェックシート。
基礎に入れば、基礎工事チェックリスト。
資材の発注には、発注先チェックリスト、上棟準備チェックシート
ここまでで、5枚のチェックシート。

合計で16枚のチェックシートを使用しています。
抜けがないか、聞き忘れたことは無いか、どのタイミングで何をしなければならないか、チェック出来る様になっているんです。
お打合せの日までにやっておかなければならないことを確認して回覧し、お打合せが終わってからも各々がチェックして回覧します。
もちろん担当営業がチェックするだけではなく、社長、部長、課長、工務、コーディネーターと、確認が必要な部署との情報共有のために回覧をしています。
社内業務はデジタルで、お客様対応はアナログで。
これは弊社の方針書にも載っていた言葉です。
見積書もそうです。
作成後、営業担当、コーディネーターに確認して、家づくり計画書(工事代金、融資について、支払いの時期、スケジュールが1枚に記載したもの)を作成し、社長、部長、課長と回覧してチェックをしていただき、お客様にご提案させていただいています。
お客様からお預かりする大切な家です。
ミスが無いように、お客様にお手間をお掛けしない様に、日々取り組んでいる内容です。
家づくりのこと、土地のこと、間取りのこと、性能のこと、補助金のこと、融資のこと。
なんでもご相談ください。

こんな、こだわりを持った弊社に、お家のことをお任せいただけませんか?
お問い合わせお待ちいたしております。


ワダハウジング和田製材株式会社
吉田洋子
