2026.01.13
コンセントのワンポイントアドバイスします。
こんにちは、篭橋です。
住んでいる 家のご不満なことの一つに、設置場所とコンセントの数があるのではないでしょうか。
ある調査によると、家を建てた後に行われたアンケートで
『ここが失敗した』という質問に対し、
設置場所とコンセントの数を挙げる方が多かったそうです。
こんなことにならないように、コンセントについてアドバイスをします。
ご参考にしてください。

コンセントのワンポイントアドバイス!
■ 外まわり
テラスや外部につながるコンセントは、天候に左右されないように防水用コンセントにすることも大切です。
また、門灯や庭の照明は室内で操作できるスイッチがあるといいですね。

・防犯のセンサーライトや防犯カメラ、警報機、夜間に自動で点灯する照明など
・季節の装飾のイルミネーション電飾
昨今、多くの家に見られる、クリスマスやハロウィンのイルミネーション電飾!家を飾る道具として素敵ですね。
・掃除
高圧洗浄機などを使用するのに電源があると便利です。
・電気自転車、電気自動車

・アウトドアやメンテナンス、家庭用家電
・夏は扇風機、冬は小型ヒーターなど
外では使用しないと思い込んでいませんか、長時間使用することはないかもしれませんが、ちょっとの作業中にあると助かりますよ。
外まわりのコンセントは、普段あまり意識されない設備ですが、あると暮らしの幅が大きく広がります。

■ 玄関
玄関は思った以上に電器製品を使う機会が多い場所です。
玄関は、外部(家の外)コンセントと内部(家の中)コンセントを必要に応じて設置する必要があります。

【玄関の外部】
こちら「外まわり」と重なりますが
防犯の機器、季節の装飾、掃除、アウトドアやメンテナンス、電動自転車や自動車の充電、家庭用家電、DIYや工作、などの作業にも役立ちます。
玄関は自分以外の人の出入りする場所です。
コードなどに足が引っかからない適材適所の場所に設置しましょう。

【玄関の内部】
・掃除
・空気清浄機
・靴の脱臭・乾燥機
・センサーライトや防犯ライトの電源
・宅配ボックスや電子錠の電源
・観葉植物用ライトや加湿器
・簡易充電の場所
スマホ・モバイルバッテリーを充電できると、帰宅時に便利です。
・装飾の電源
季節のイベントで飾るライトや装飾品の電飾を飾り付けるときにも使用しますね。

また、コンセントは、どのように使うのか想定して取り付ける必要があります。
コンセントの設置場所も玄関ホール奥にあると、靴を乾かすときなどコードを伸ばして使用しなければならず、家人がうっかりコードに足を引っかけ危ない場面があるかも。
家々の状況がありますが設置場所は、 靴箱や収納の近くや、玄関ホールの両端など、2箇所で操作できる3路スイッチが便利だと思います。

■ 廊下
廊下にコンセント、必要ですか。といわれる方もいらっしゃるかもしれませんが、あると便利ですよ。
例えば、
・掃除機を使用する。
また階段下(廊下に階段がある場合)に自動掃除機を設置する場合などコンセントがあると便利です。
・足元照明を設置する。
夜、暗くなったときコンセントがあったので足元照明を取り付けることができて、よかった!という方もいらっしゃいました。
生活しはじめると、思わぬところにあってよかったと思うのがコンセントです。

■ キッチン
家電製品が多い場所です。
アースの必要か不必要かの確認も大切です。
どこに何を置くのかシミュレーションしてみるといいでしょう。

【キッチンのコンセントのポイント】
・使用頻度が多い家電の配置
炊飯器、電子レンジ、オーブントースター、コーヒーメーカーなどを置く場所の近くにコンセントを設置する

・一時的に使い家電
ブレンダーやハンドミキサーなども調理台の近くにコンセントの差し込みがあると料理がスムーズにできます。
キッチンでタブレットを使ってレシピを確認しながら料理をする場合や、料理中にミキサーなどの家電を使う場合は、コンセントが2口あると便利です。
使いやすい高さや場所のもこだわりましょう。

棚の置いてある調理家電のコンセントはもちろんですが、収納やカウンターの下に設置すればコードが邪魔にならず、見た目もスッキリします。
また、ダイニングテーブル近くにコンセントがあると、ホットプレートや卓上調理器を使うときにもすぐに電源が確保できます。
ノートパソコンやタブレットを置きながら充電できるなど食事以外の時でも便利です。

【安全も確保】
・水回りから離すことが大切です。
シンクの近くは水に濡れるリスクがあるため、防水コンセントやGFCI(感電防止付き)を使用しましょう。
・たこ足コンセントの危険
一つのコンセントに多くの電化製品をつなぐと、容量オーバーで発熱し火災につながります。
消費電力が必要以上を超えないようにしましょう。
家電の数を把握して配置や、家事の動線をイメージしながらコンセントの位置を決めると、スムーズに家事ができ家事ストレスがぐっと減りますよ。

■ リビング&ダイニング
人が集う場所です。
テレビ、オーディオなど各機械を置きたい場所にコンセントがあるかチエック!コンセントの数は多く必要になると想定します。
図面に家具などの置く位置を書き込むと、設置場所もおのずとわかりやすくなります。
【家電とデバイス】
・テレビやオーディオなどは、テレビ台やラックの配置に合わせてコンセントを設置しましょう。
・スマホやタブレット、ゲーム機などの充電場所をテーブル周りで充電できるようにすると便利です。
・掃除機の充電用にコンセントを設置しておくと、汚れたらすぐ掃除ができ便利です。

【テーブルやソファ】
・テーブル近くのコンセントは、ノートパソコンやタブレットを使いながら充電可能です。
・扇風機・ヒーター・加湿器など季節家電に必要です。
・ホームパーティーを行うときなど、ホットプレートや卓上調理器が使用できます。
・誕生日会やクリスマスなどパーティーなどのイベント用の電飾にもよいです。
楽しいですよ。

【注意点】
・転倒防止や掃除のしやすさのため、壁際や家具の裏にコンセントを設置すると見た目にもスッキリします。
延長コードやタップが邪魔にならない場所に注意しましょう。
・どの部屋にもですが、家具配置との兼ね合いも考えましょう。
後から家具を買い替えて置いても使える場所にコンセントを設置するなど余裕を持たせるようにしましょう。
家族が集まる場所だからこそ便利で安全に使える配置を考えましょう。

■ 洗面脱衣室
洗面脱衣室は、服の脱ぎ着をする場所でもあるため、寒さや暑さを感じやすい場所です。
我が家は洗面脱衣室に洗濯機に使用するコンセントしかありません。
洗面脱衣室に暖房&冷房などの家電が使えるコンセントがあったらどんなに便利だろうと余分にコンセントを設置しなかったことを後悔しています。

洗面脱衣室で使用する家電をあげてみました。
・ドライヤー・ヘアアイロン
洗面台の近くにコンセントがあると、朝の準備も鏡を見ながら使えて便利です。
・電動歯ブラシ・シェーバー
充電用にコンセントがあると、助かりますよね。
・除湿機・サーキュレーター
湿気がこもりやすい場所です、除湿機とサーキュレーターがあると夏のムッとした暑さもなくなり快適です。

最近は洗面脱衣室を室内干し場として使用している方も多く、湿気対策が重要になります。
除湿機やサーキュレーターを季節関係なく使用できるようにコンセントを設置するのが当たり前になってきています。
除湿機やサーキュレーターを使用するのは、洗濯が乾くことはもちろんですが、カビや臭い対策にもなります。
・アイロン使用
洗濯機は脱衣室に多く設置してある場合が多いと思います。
洗濯後にその場でアイロンを使えると家事動線がスムーズです。

【注意点】
・水がかかりにくい位置で、防水タイプのコンセントを選ぶ
・少し高めの位置にすると、小さな子どものいたずら防止にもなります
洗面脱衣室のコンセントは、身支度・洗濯・洗濯干し場・湿気対策を意識して計画することが大切です。

■ トイレ
温水洗浄便座を取り付けるならトイレにもコンセントは必要です。
古い家などは、寒い日はヒートショックを防ぐ意味でも温風機用のコンセントも必要になるでしょう。
トイレは長い時間は過ごしませんが、毎日必ず使う場所です。
コンセントがあると、快適さや清掃のしやすさが違ってきます。

【トイレの主に使用する箇所】
・温水洗浄便座
専用コンセントを確保することが基本です。
・脱臭機・消臭機
トイレにも機能はありますが、気になる方は、常時使用できるコンセントがあると安心です。
・小型ヒーターと冷房機能家電
ヒートショックを起こしやすい場所です。冬場の寒さ対策として小型ヒーターを使うことは医療関係者も勧めています。

また昨今の夏の暑さは異常です。
狭い空間で熱がこもりやすい場所です。
冷房できる家電があると熱中症にかかるリスクが減りますね。
・掃除のとき電動ブラシや簡易洗浄機などを使う際にも役立ちます。

【ワンポイントアドバイス】
湿気がこもりやすいため、水がかかりにくい場所に設置しましょう。
便器の横または後方の場所に設置すると配線が目につきにくくスッキリします。

■ オーナー様のお話
あるオーナー様邸に伺ったときのことです。
(ワダハウジングでは、オーナー様宅に定期的に点検に伺っております)
会話の中で「私たちの家は、コンセントをたくさんつけてもらってよかったわ」と言われました。
お話をお聞きしますと、オーナー様のお友だちが家を建てられたとき、家の中はスッキリとした壁がお望みだったようで、壁にコンセントはできるだけつけないように要望されたそうです。
見た目はスッキリと気持ちいいのですが、お友達いわく、「見た目にこだわって失敗した!」と後悔されているそうです。

家を建て生活をしはじめるとわかること、見た目と機能の折り合いがつかないことありますよね。
『コンセントぐらい、どうとでもなる』と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、設置する場所や高さによって、使い勝手は大きく変わります。
若い頃は気にならなかったことでも、年齢を重ねると、“どっこいしょ”と言いながら作業をしなければならない場面が増えてくるものです。
コンセントの数と場所を工夫するだけで生活が楽になります。
家が建った後でコンセントを追加するとなるとなかなかの工事になります。

声を大にしていいます!
自分たちにとって必要な生活作業を想定してコンセントは取り付けましょう。
家を建てるならコンセントの数と位置はこだわりましょう!



ワダハウジング和田製材株式会社
篭橋和子
