2025.11.16
瑞浪市で行った木造2階建て住宅リノベーション工事を紹介します
こんにちは！
ワダハウジングの纐纈です。
一級建築士など多数資格を持っています！
リフォームやリノベーション工事って実際どうやるの？
お客様より、そんな質問を受けることがあります。
本日は、瑞浪市で行った2階建て住宅をフルスケルトンにしたリノベーション工事を紹介していきます。
中古住宅のリノベーションをする前の外観です。
木造2階建ての住宅を増築した車庫がありました。
外観の仕上げは、屋根は和瓦葺きで、壁は土壁にリシン吹付とトタン貼りになっています。
フルスケルトンにするので、丁寧な解体が必要になります。
解体工事
まずは、手前の車庫部分を解体して、工事車両が複数駐車できるようにしていきます。
現場監督と職人で、どのように車庫と住宅を切り離すのか打合せをします。
今回は、車庫部分と1階の減築してコンパクトな住宅にリノベーションをします。
減築する部分を現場でしっかり確認してから解体に入ります。
写真は打合せ中なのでヘルメットをかぶっていませんが、実際の作業時は必ずヘルメットをかぶり作業をします。
車庫だった部分を先に解体して、重機を置けるようにしてから本格的にスケルトンへ解体をしていきます。
室内も並行して片付けをしつつ、外せるものは外していきます。
主に建具（障子や戸、扉、窓ガラスなど）を全て取り外しをして、ガラスと木材、アルミなどを分別していきます。
ちなみに、分別しなければ「産業廃棄物」となり、分別すると「資源」となるので、可能な限り分別をします。
天井を剥がしてみるとかなり立派な梁がありました。
この梁を活かしたデザインに、急遽予定変更することになった瞬間です。
現状あるものを活かすことができるのが、リノベーションのいいところでもありますし、醍醐味でもあると私は思っています。
室内は着々と解体が進んでいきますが、外観はまだあまり変わりがありません。
室内が大まかに解体が出来てから外部の解体を進めていきます。
室内はどんどん進んでいきます。
解体職人による手作業で土壁などを落としていきます。
解体を専門にしている職人でも、骨組みとなる木材に傷がつかないように解体をしていくと時間が掛かります。
この間、2週間ほどかかっていますが、手間暇をかけることで、骨組みとなる木材を綺麗に残せます。
綺麗に残せれば、リノベーションにそのまま使用することも可能です。
室内の解体の目途がたってきましたので、ここから外観の解体も並行して作業していきます。
外観の高い部分を解体するのには、足場と呼ばれる作業をする床を組み立てることから始めます。
その足場に、隣家の方にホコリが行かないように、また物が落ちていかないように、飛散防止兼防炎シートを張ります。
重機が使える部分は、重機を使い作業をします。
いつまでも手作業では、なかなか解体が終わらないので機械に頼ります。
しかし、慎重に作業をしないと壊してはいけない部分まで壊してしまうかも知れません。
今まで以上に慎重に作業を進めていきます。
ほぼほぼ解体が終わりに近づいています。
この後は、地震で倒れないように骨組みを補強して、雨で濡れないようにブルーシートで覆っていきます。
解体工事が終わると、次は基礎工事になります。
基礎工事
リノベーションするにあたり、耐震性をあげる構造補強はセットで行う必要があります。
その際に、柱の下に基礎がいなかったら地震力を伝えて受け流すことができません。
柱を新たに建てて構造補強をする場所、柱の下に基礎がない場所、地震力を受け流す場所に基礎を造ります。
既存の基礎の高さに合わせて基礎を造っていきます。
幸いにもこの物件は既存の基礎に鉄筋が入っていたので、基礎がない部分や地震力を受け流す用の基礎を追加するだけでした。
鉄筋が入っていない基礎の場合は、基礎の補強をしないといけません。
それぐらい基礎は大事になります。
鉄筋を組んだ部分に型枠をはめ込み、コンクリートを流していきます。
土台と基礎はアンカーボルトと呼ばれるボルトで強固に固めます。
新たに造った基礎から生えているボルトがアンカーボルトです。
基礎の間が空いているのは、床下の空気を入れ替えるようの床下換気口になります。
断熱材を入れる場所が床なのか基礎なのかで床下空間の扱いが変わってきます。
この物件は床に断熱材を敷くので、床下空間は外部扱いになります。
基礎が完成したので、次は大工工事に移ります。
大工工事
まずは、解体した住宅が倒れないように、本格的な構造補強をしていきます。
スケルトンにしたことで構造的に脆くなってしまうことが原因です。
工事中に倒れてしまっては元も子もありません。
金物で柱と土台、柱と梁、柱と筋交いなどを強固に固定していきます。
今回の構造補強は、室内部分は筋交いと呼ばれる斜めの木材で補強をして、外周部は構造用の面材で補強をしました。
内部も構造用の面材で補強をすることもできますが、補強が成立する条件を満たしていないことがある場合が多いので、それを見越して筋交いにしています。
その次に、2階の床をつくって作業しやすくしていきます。
それと平行して、新たに造った基礎の上に、土台を敷いていきます。
現場で寸法を測りながら大工が手作業で加工をします。
新築の場合は、プレカットと呼ばれるあらかじめ工場で加工をして組み立てるのが一般的ですが、リノベーションの場合はそうはいきません。
大工の経験と腕がより重要になってきます。
床をつくる工事が完成すると、移動がしやすくなるので作業速度が上がります。
更にいうと転落の心配も減るので、作業の安全性が高まります。
2階の床を優先したので、1階の床はまだ完成していません。
基礎がなくても問題ない部分は、大引きとよばれる木材を取り付けをしていきます。
鋼製の束と束石を用いて、水平になるように調整をしていきます。
今回は、既存の基礎の高さが高くなく、床下点検に支障をきたしそうでした。
少しでも高さを確保するために、大引きの上に根太と呼ばれる、主に木造住宅の床下で、フローリングや畳の下に張られる床板を支えるための小さめの木材を使用することにしました。
床にかかる荷重を土台や大引きに伝える役割があり、床の強度や安定性を保ちます。
1階の床が貼り終えた写真です。
根太の隙間に断熱材を入れて、その上に構造用合板を貼り、より強固に床を仕上げていきます。
この後に、仕上となる無垢フローリングを貼る予定です。
1階も床ができたことで作業速度があがります。
1階の天井下地に移っていきます。
冒頭でも書いていますが、立派な梁があったのでこの梁をみせられるように天井の下地を造っています。
そのころ2階では部屋を仕切る間仕切り壁を造作しています。
2階の方が作業が進むのは、単純に2階の面積が1階に比べて少ないからです。
それと、2階で作業をする大工さんが転落しないように、先に床を造ったことで移動がしやすくなったことも大きな要因です。
このあたりで、サッシの取付も終わっています。
作業としては、床が造り終わったぐらいで取付をしています。
床が出来ていないと、掃き出し窓や勝手口など床に合わせて取付をするサッシが取付をできないからです。
この次は、断熱材を入れていきます。
断熱材を入れる作業は、夏の暑さ、冬の寒さを防ぐのにとても重要な工事になります。
隙間なく断熱材を壁と天井に入れなければいけません。
天井の断熱材は、天井下地の上に敷き詰めていくので、基本は天井裏に登って作業をします。
断熱材を入れ終わると、防湿気密シートを壁と天井に貼っていきます。
防湿気密シートは、壁の内部で結露が発生するのを防ぎ、建物の劣化を防ぐための重要なシートになります。
室内の湿気が壁の内部に入り込むのを防ぐのが主な役割です。
これにより、断熱材の性能低下や木材の腐食につながる壁の内での結露を防止します。
ちなみに、外壁の下に貼るのは、透湿防水シートといいます。
透湿防水シートは、外壁の隙間から侵入した雨水を防ぎつつ、壁内部の湿気を屋外に排出する透湿機能も持ちます。
これにより、壁内部の結露を防ぎ、建物の構造体を湿気から守ります。
写真の白い紙が透湿防水シートになります。
話を戻しまして、断熱材の種類によっては、気密と防火になるものもあります。
具体的には、グラスウールやロックウールと呼ばれる断熱材は、防火の効果があります。
写真のよりに壁のすき間に挟むことによって、気密と防火をとることもあります。
その他では、ユニットバスと呼ばれる現場で組み立てる浴槽の下にも断熱材を敷き詰めます。
断熱材を敷き詰めたら、ユニットバスを組み立てます。
ユニットバスの組み立ては、大工工事ではなく専門の職人が組み立てをします。
ユニットバスの組み立てが終わるころに、床の仕上げ材を貼っていきます。
アカシアの無垢フローリングを1枚1枚貼っていきます。
幅が9㎝ほどで長さが1.8ｍほど、厚みが15㎜しかないので、非常に時間が掛かる作業になります。
貼る時期によっては、フローリングの隙間を調節をしないといけません。
無垢のフローリングは、夏は湿気を吸ってくれるので膨らみます。
逆に冬は、湿気を吐き出してくれるので、縮む特徴があります。
これが、無垢フローリングの調湿機能になります。
床が貼り終わると、フローリングに傷がつかないように養生と呼ばれる、壁や床に傷がつかないようにする緩衝材で保護して作業を再開します。
続いて、天井工事に入ります。
大工によって、床を仕上げる前に天井を貼る方がいたり、省令準耐火構造の場合は壁を先に仕上げることもあるので、厳密に順番が決まっているわけではありません。
この現場では、天井の次に壁の工事をしていきます。
基本的に、天井や壁は石膏ボードと呼ばれる、石膏を主成分とした板状の材料を下地にします。
防火性や遮音性に優れているので、重宝されます。
脱衣室や浴室などの湿度が高くなる空間は、シージング石膏ボードと呼ばれる、両面の紙と芯の石膏に防水加工が施してあり石膏ボードを使用します。
一般には、防水ボードあるいは耐水ボードと呼ばれています。
壁を貼りつつ、カウンターや階段の手摺などを取り付けをしていくと、大工工事は完了になります。
大工工事の途中には、湯水などの給排水工事や照明、コンセントなどの電気工事も並行して進んでいます。
屋根工事
大工工事が始まって直ぐぐらいに屋根工事も進めていきます。
傷んでいた屋根の下地を交換してその上に防水になる改質アスファルトルーフィングを敷いていきます。
改質アスファルトルーフィングとは、アスファルトにゴムや樹脂を加えて耐久性や防水性を高めた屋根の防水シートになります。
合成繊維不織布を基材に使うことで強度を高め、従来のルーフィングよりも温度変化に強く、釘穴からの漏水を防ぐ性能に優れています。
棟の部分は、棟換気という小屋裏の空気を入れ替える部材を取付するので、木材で下地を造っています。
(それ以外の木材は、風などで改質アスファルトルーフィングが飛ばないように止めてあるだけで、あまり意味はありません。)
改質アスファルトルーフィングを敷き終わるとやっと屋根の工事です。
この住宅の屋根は、ガルバリウム鋼板の立平葺きで仕上げました。
303㎜巾の棟から軒先まである長い屋根材を、少し立ち上がっている部分でビス留めしていきます。
ビスを止めた部分を新たな屋根で覆うように挟み込んでいくので、ビスは見えなくなります。
ビスが見えなくなることで、ビス頭からの漏水の心配が減ります。
下屋と呼ばれる2階建ての1階部分の屋根も同様の仕上げにしています。
外壁を仕上げるのに必要な足場は、1階の屋根が葺き終わってから建てます。
その際に屋根に傷がつかないように、黄色のクッション材を足場の下に挟みます。
2階の屋根も葺き終わりました。
この後は、棟の換気部材を取付して、棟をカバーするように棟包みをして完成になります。
外壁工事
大工工事で窓と玄関、電気工事でキッチンや浴室の換気扇の穴などの取付が終わると、外壁工事も並行して進んでいきます。
大工工事で少し書きましたが、まずは外壁の隙間から侵入した雨水を防ぎつつ、壁内部の湿気を屋外に排出する透湿機能を持つ透湿防水シートを貼ります。
窓は雨漏れしやすい場所になるので、先張り防水シートを貼っておきます。
先張り防水シートとは、主にサッシの取り付け前や、屋根と壁などの別の部材と接触する部分に、雨水の侵入を防ぐためにあらかじめ貼る防水シートのことです。
上記の写真の場合、サッシ下のグリーンのシートになります。
透湿防水シートを貼り終わると、通気層をとるために胴縁と呼ばれる材料を取り付けします。
通気層とは、建物の壁や床、屋根などの内部にある、空気の通り道となる空間のことです。
主な目的は、結露防止と雨漏れ対策です。
室内や建築材料から発生する湿気を屋外へ排出することで、木材や断熱材の耐久性を高める役割をになっています。
透湿防水シート貼りが終わると、軒天井も仕上げていきます。
透湿防水シートを貼る前では、軒と壁の隙間から雨漏れする可能性があるので、必ず透湿防水シートを先に貼ります。
今回は、木目調のスラグ石膏板を貼ります。
スラグ石膏板は、耐火性、断熱性、遮音性に優れたリサイクル材なので、重宝しています。
軒天井にスリットが付いていますが、これが小屋裏の換気と外壁通気の出口を兼用しています。
通気があることで、壁内結露を防いで住宅の耐久性を高められ、結露によるカビの発生や断熱材の劣化を防ぐことにつながります。
軒天が貼り終わるといよいよ外壁工事です。
この住宅は、無機質系装飾仕上げ塗りという左官職人の手で仕上げる外壁を採用しています。
まず、無機質系装飾仕上げ塗りの下地になるモルタルを塗るのですが、そのモルタルを塗るための裏紙付きメタルラスを貼ります。
裏紙付きメタルラスとは、モルタル塗り壁の下地として使用されるメタルラス（金網）に、あらかじめ防水紙（裏紙）が一体化された建築材料です。
メタルラスの網目部分がモルタルをしっかりと保持し、塗り壁の剥落やひび割れ（クラック）を防ぎます。
裏紙付きメタルラスを貼り終わると、いよいよモルタル塗りになります。
最終的な仕上げまど含めると20㎜ほど塗るのですが、1回でそんな厚みに仕上げることはできないので、3回に分けて仕上げていきます。
1回目は7～8㎜ほどモルタルを塗り乾かします。
2回目も7～8㎜ほどモルタルを塗りながら、モルタルのひび割れ（クラック）を防ぐための補強材である、グラスファイバーメッシュを敷き込んでいきます。
ちなみにこの1回目と2回目に塗るモルタルは、軽量モルタルという通常のモルタルよりも軽いモルタルを使用します。
少しでも軽い方が、地震が起こった時に有利になるからです。
写真に薄く白い格子状にみえているのが、グラスファイバーメッシュになります。
ガラス繊維を格子状に編んだシート状の素材で、モルタルの内部に埋め込むことで、乾燥収縮によるひび割れを抑制し、強度を高めます。
その後に4～5㎜ほど仕上げ材を塗ります。
今回は、無機質系材料の湿式左官仕上材と飫肥杉板（おびすぎ）で仕上げをします。
無機質系材料とは、炭素を含まない金属や鉱物などを主成分とする材料の総称です。
一般的に、強度、耐熱性、耐火性、耐久性に優れており、コンクリート、ガラス、セメント、金属、石材などが含まれます。
飫肥杉は、宮崎県南東部（旧飫肥藩領）で生産される、樹脂を多く含み腐りにくく、弾力性や加工性に優れるブランド杉です。
江戸時代から船の材料として重用されるほどの耐久性があります。
外壁工事が完了したので、工事に利用した足場を外すと仕上りがよく分かります。
外壁工事が完了するころに、室内の壁や天井の仕上げ工事もスタートしています。
内装工事
室内の壁や天井を仕上げる工事を内装工事といいます。
クロスや左官、塗装など様々な仕上げがありますが、今回は左官仕上げになります。
珪藻土をベースに5種類の天然素材を混ぜた身体に優しい仕上げ材を使用しています。
壁の下地を留めたビスや石膏ボードと石膏ボードのつなぎ目をパテで平に処理をします。
壁や天井などの下地の凹凸や傷、ひび割れ、穴などを埋めて平滑に仕上げるためのペースト状の充填材をパテといいます。
塗装やクロス、左官の下地処理に不可欠な材料で、乾燥すると硬化するので、研磨して形を整えていきます。
パテ処理が終わるといよいよ仕上げ塗りになります。
左官職人が丁寧に手作業で仕上げを行います。
手作業なので、二つとして同じ模様がないのが特徴で、味わい深いです。
白色で仕上げられた壁と天井が出来上がりました。
ちなみに、内装と並行して、玄関ポーチや基礎の仕上げも進められます。
基礎モルタル塗りは、防水性を高める目的と基礎部分を美しく仕上げる目的で、多くの住宅で採用されています。
玄関はタイル貼りを採用しているので、タイルを貼る下地から作成をしていきます。
モルタルで高さを調整をしてタイルを貼る準備をしていきます。
この時に、玄関側に向けて少しだけ勾配をつけます。
勾配があることで、玄関タイルを水洗いした時に水はけがよくなるからです。
玄関のタイル仕上げも完了しました。
ここまでくると完成まであと少しです。
この後は、住宅専門のクリーニング職人にクリーニングをしてもらいます。
クリーニング後に、カーテンやエアコンなどの設備を取り付けをして完成になります。
設備装飾工事
今回は、窓装飾に縦型のブラインドとロールスクリーンを採用しています。
その他に、床置きエアコンや太陽光のパワコンなど、採用した設備に応じた機器設置していきます。
ここでようやく完成しました。
このように長い期間をかけて工事を行います。
今回は、キッチンや洗面、照明などの設備の取付や大工工事と平行して行う、電気、水道の工事などを割愛しています。
実際にはもっとたくさんの工事があります。
工事の順番も工法や仕様によって変わるので、必ずこの順番とは限りません。
その住宅に合わせた順番で工事を行う必要があります。
完成
最後に完成写真を数枚載せさせていただきます。
外観
窓の上と下に飫肥杉板を貼っています。
白い外観のアクセントになっています。
・玄関ポーチ
玄関ドア面の壁に飫肥杉板を貼り、天井は木目のスラグ石膏板仕上げです。
杉の木の香が楽しめます。
・玄関
玄関框の下に間接照明を入れています。
明かりの重心が下がると眩しくありません。
・ダイニング･キッチン
窓下のカウンター部分に床置きエアコンを設置。
ダイニング横にカウンターコーナーがあります。
・カウンターコーナー
既存の柱を利用した場所です。
リビングとダイニングの間にあり、2つをつなぐ役割があります。
・リビング①
既存の梁をみせた高い天井で開放感があります。
掃き出し窓の隣はファミリークロークになっています。
・リビング②
吹抜に面したリビングです。
柔らかい光が上からリビングに入ります。
・吹抜①
アイアン手すりで開放感があります。
より遠くまで光が届きます。
・吹抜②
既存の梁を出した吹抜。
梁があることで空間のアクセントになっています。
・寝室
正面の壁に間接照明を入れています。
寝る時に直接目に入らないので眩しくありません。
・洗面
造作した洗面化粧台。
カウンター材の組み合わせで安価に出来ています。
以上、瑞浪市で行った木造2階建て住宅リノベーション工事の紹介でした。
リノベーションをする規模や工事をする範囲によって、内容は変わります。
ここまでスケルトンにしない場合は、もっと工事期間が短くなります。
屋根だけ残したり、何もしない部屋があったり、ご要望や予算に合わせて柔軟に対応できるのがリノベーションのいい所です。
思い出を残す事もできるので、おススメです。
ただし、年数や住宅の状態によって建て替えをした方がいい場合もあります。
相談していただければ無料で「住宅調査」を行いますので、お気軽にご相談ください。
ワダハウジング和田製材株式会社
・一級建築士
・一級建築施工管理技士
・省エネ建築診断士(エキスパート)
・住宅外皮マイスター
・一般社団法人みんなの住宅研究所会員(会員番号：200019)
・既存住宅状況調査技術者
・JBN省令準耐火構造資格者
纐纈和正
