2026.02.01
多治見市で行った住宅を彩る植栽の剪定工事を紹介します
こんにちは!
ワダハウジングの纐纈です。
一級建築士など多数資格を持っています!
私達はメインで住宅を建てたり、住宅のリフォームやリノベーションをしています。
その付帯工事として外構やエクステリアの工事も行います。
そんな外構工事の一環で、私がちょくちょく工事依頼を受けるのが、植栽の「剪定(せんてい)」です。

植栽があると住宅の美観向上、植栽が目隠しになりプライバシーが確保できたり、夏の直射日光を避けたり、西日避けになったり、騒音や埃を和らげる環境調整効果などあります。
植物がCO2を吸収し、酸素を放出する空気浄化とリラックス効果もあり、より豊かで快適な住空間になると思います。

剪定とは?
剪定とは、植栽(主に樹木)の不要な枝や葉を切り落として、樹の形を整えたり、日当たりや風通しを良くして健康な生育をさせるための作業になります。
見た目の維持だけでなく、病気や害虫の予防、花や実の収穫量や品質の向上など、様々な目的で行われ、将来の成長を見越して行っていきます。

剪定と伐採と整枝の違い
似たような言葉で「剪定」「伐採(ばっさい)」「整枝(せいし)」と3種類あります。
どれも枝や木そのものを切ったりするのですが、切る目的によって名前が違いがあります。
剪定
先にも書きましたが、木を生かし、枝を切ることで成長をコントロールする作業で枝取り、刈り込み、切り返しとも言います。
後に出てくる、整枝を行うために枝葉を切り落とす具体的な作業になります。

伐採
不要になった木そのものを根元から切り倒すことです。
木そのものが不要になったり、木が成長し過ぎて自分の家や隣家に悪影響を与えてしまった場合に、行うことが多いです。
整枝
果樹や野菜、庭木などの生育を促し、樹形を整えるために不要な枝や芽を取り除き、剪定などを行う作業全般を指します。
剪定も整枝の一部です。
剪定と合わせて「整枝剪定」とも呼ばれますが、あまりメジャーな言葉ではありません。

剪定はいつするの?
剪定は、3月~6月、9月~12月までに行うことが多いです。
正確には、落葉樹、常緑樹や針葉樹、広葉樹などの木の種類によって適切な剪定時期が変わります。
その他にも、花芽(かが/はなめ)がつくられる前に剪定しておきたいです。
花芽とは、成長すると花になる芽のことで、植物が成長する段階で、茎や枝に花の元となる組織をつくることをいいます。
開花には不可欠な存在です。

落葉樹とは?
落葉樹とは、秋から冬にかけて葉がすべて落ち、春に再び葉が開いてくる木のことで、季節の移り変わりを楽しむことができる木になります。
春には新緑、夏は深緑、秋は紅葉、冬は枝だけの姿を楽しめます。
葉が落ちて休眠している間は、木への負担が少なく、枝そのものが見やすいので剪定がしやすくなります。
具体的には、12月〜2月が最適な時期と言われています。
代表的な木は「サクラ」「モミジ」「ケヤキ」
小さめな木では「アジサイ」「ヤマボウシ」

常緑樹とは?
常緑樹とは、一年中緑の葉を保って、冬でも葉が落ちない木のことです。
実際には年中を通じて、少しづつ葉が落ちて、新しい葉と入れ替わっています。
少しずつ葉を入れ替えることで、常に緑の葉が茂って冬でも楽しむことができます。
広葉樹と針葉樹で選定時期が、若干異なります。
概ね新芽が出たり成長する前の、3月〜5月なら広葉樹でも針葉樹でも剪定可能と言われています。
代表的な木は「カシ」「マツ」「スギ」
小さめな木なら「ソヨゴ」「シマトネリコ」

広葉樹とは?
広葉樹(こうようじゅ)とは、葉が平たく、枝葉を横に広げるような木の総称です。
木材の密度が高いので、硬くて傷がつきにくく重い、落葉樹と常緑樹の両方があります。
代表的な木は「ブナ」「ナラ」「サクラ」

針葉樹とは?
針葉樹(しんようじゅ)とは、多くのものが針のように細長い葉を持ち(例外あり)、多くが常緑で、上にまっすぐ伸びる木の総称です。
軽くて柔らかく、加工しやすい、広葉樹と同様に落葉樹と常緑樹の両方があります。
代表的な木は「ヒノキ」「スギ」「マツ」
多治見市で行った植栽の剪定
ここからは実際に多治見市で行った植栽の剪定を紹介します。
ヤマボウシ

Before
このヤマボウシは、あまり綺麗な花が咲かないそうです。
植えた頃は花が咲いていたそうですが、現在は咲かないとのことで、何とか咲かせたいとのご依頼です。
冬の休眠期である12月に剪定を行いました。
今ある花芽は残し、新たな花芽は日当たりが悪いとつきにくいので、細い葉枝をすべて剪定しました。
これだけ、葉枝を落とせば日当りがよくなるので、水やりと土への肥料で様子をみます。

After
今年はいい花が咲きますように!
サザンカ

Before
サザンカは比較的丈夫で、自然な樹形でも整いやすい木です。
しかし、かなり生い茂ってしまったので、枝が混み合い風通しが悪くなっています。
風通しが悪くなると、チャドクガという害虫が発生しやすくなるので、混み合った枝を間引く、透かし剪定という方法で風通しを良くします。
チャドクガは、 5~6月頃や8~9月頃に多く発生するので、3~4月上旬に剪定を行うのがベストと言われています。
しかし、花が咲きすぎてい困っていたので、花芽を落とす為に冬に剪定を行いました。

After
花芽を落として、花の量を調整しています。
6月頃に来年の花芽が育つので、それを見越しての作業でした。
シラカシ

Before
シラカシは成長力がすごいので、剪定をこまめにしないとかなり生い茂ってしまいます。
5~7月くらいに全体を整えて、10月~11月に軽めの調整と年に2回が理想とされています。
今年は暖かかったので、12月の上旬に選定を行いました。
サザンカと同様に、混み合った枝を間引く、透かし剪定という方法で風通しを良くします。
その他、不要な枝である、枯れ枝、逆さ枝、立ち枝を優先的に切ります。

After
高さも抑えたいので、上部の主となる幹を好みの高さに切りそろえました。
シラカシは成長力が強いので、多少切りすぎたと思うぐらいに剪定をしています。
植栽は放っておくと、生い茂ってどうしていいか分からない事も出てきます。
そんな時は気軽にご相談ください。
新築、リフォーム、リノベーション、外構などなど住宅に関わる事ならどんなことでも相談可能です。



ワダハウジング和田製材株式会社
・一級建築士
・一級建築施工管理技士
・省エネ建築診断士(エキスパート)
・住宅外皮マイスター
・一般社団法人みんなの住宅研究所会員(会員番号:200019)
・既存住宅状況調査技術者
・JBN省令準耐火構造資格者
纐纈和正
