2025.08.18
住宅のお悩み相談室「住宅探しってなにから始めたらいいのかが分からない」

こんにちは!
ワダハウジング和田製材株式会社
家づくりプランナー
加藤卓巳です!
【はじめに】
今回、取り上げるのは「住宅選びってなにから始めたらいいのかが分からない」です。
こちらのご質問は本当に多くの方から頂きます。
住宅購入は多くの方は初めての経験。
そして生涯で一番高い買い物になる場合が多いので後悔はしたくないですよね。
では後悔しない住宅を選ぶにはどのようにしたら良いのでしょうか?
このような質問を頂いた時に、私はこのようなアドバイスをしています。

【そもそも住宅になにを求めますか?】
皆様は住宅探しを考え始めた際、最初にどんな行動をされたでしょうか?
多くの方はポータルサイトなどWEBで住宅の情報収集をされていると思います。
全く不正解ではないのでご安心下さい。
ただ、私はそのような情報収集の前に【ご家族の暮らし】を考えてくださいとお伝えしています。
住宅選びの失敗で多いのは「思っていた暮らしと違った」ということ。

「暮らし」と一言でまとめていますが様々な要素があります。
まずはご家族が描く「理想の暮らし」を考えてみてください。

考える順番は・・・・
今の住宅の不満点はなにか?→新しい住宅に求める事はなにか?→求める事が叶ったらどんな暮らしができるか?→自分たちの理想とする暮らしなっているか?
こちらを住宅、土地、お金の部分それぞれで考えて頂きたいです。
少し原始的かもしれないですが、できればシートに記入頂きながらの方が良いです。
こちらがまとまったら次の段階を考えていきましょう。

【自分達にあった住宅の選択とは?】
次は先ほどの、暮らしを考えたシート(紙でいいです)を元に住宅、土地、お金について考えていきましょう。
結論から申し上げると住宅、土地、お金については全てを100%満たすのは非常に難しいです。

例えば「駅近の立地で庭付き注文住宅建てたい」だったら住宅、土地は良くてもお金は高くなります。
「駅近の立地でコンパクトな分譲マンション」だったら少し狭くなりますがお金の部分では条件に当てはまるかもしれませんね。
また条件によっては「建売住宅」も検討に入るかもしれません。
その為、まずは住宅の【種類】を検討しましょう。

住宅、立地、お金ごとのカテゴリ(内容)でシートができるかと思います。
それを3つにまとめて1位~10位まで優先順位をつけてください。
※紙に書き込むといいですよ!
どのカテゴリに優先順位が多くついたでしょうか?
そこから自分達が理想の暮らしができる住宅の種類を選定しましょう。
(後に変わるのは良いのです。まずは一つに絞って検討していく方が理想の住宅を手に入れる近道だと考えます。)

私の経験上多かった傾向の一例
・通勤・通学などの利便性、生活圏内に商業施設が多いなど立地へのこだわりが強い方は「分譲マンション」
・住宅に対するこだわりが強い、理想とする住宅がある等、住宅へのこだわりが強い方は「注文住宅」
・注文住宅程こだわりはないが、戸建て住宅に住みたい、現物が見れた方が安心して購入できるを重視される方は「分譲建売住宅」

あくまで一例ですので、もっと要件はありますが参考としていただければ幸いです。
【では、どのように考えて行動していくのか?】
ここまで来たら次の行動は簡単です。
前述で自分達に合うと思った住宅の種類の情報のみを集めていきましょう。
まずはWEBや資料請求で良いかと思います。
ここでは条件に合いそうなところをたくさん集めて下さい。

次に集めた情報とシート(書き込んだ紙)を照らし合わせてください。
その中で一番理想に近い住宅工務店やハウスメーカー(分譲住宅であれば物件)を3つ選んで頂き実際にお話しを聞きに行ってください。
先ほどの情報収集と異なりお話を聞きにいく住宅会社は多すぎない方が良いです。
どの住宅会社、どの物件にも良し悪しが必ずありますので、迷う項目が必要以上に増えてしまいます。
まずは3つの中で、理想の暮らしと照らしあわせ比較検討し、方向性を決めていきましょう。

【まとめ】
今回は住宅探しの上で最初に行うことについてお伝えしました。
注文住宅営業っぽくない記事だったかもしれないですね。
いかがでしたでしょうか?
どうしても最初に住宅工務店やハウスメーカーの情報、分譲住宅であれば物件情報をとにかく集めたくなると思います。
そして、HPやSNS、資料はすごく魅力的なコンテンツがたくさんあります。
ただ、一歩立ち止まって自分達に本当に必要なことは何かを考えてみてください。
本当に必要なモノ、本当に大事なモノが見えてくるかと思います。
参考になったと思われた方は、実施してみてくださいね!

ただし、今日の内容でようやく住宅探しのスタートです。
ここからまだ決定するまでに確認しないといけないことや順序もあります。
今回の内容がわかりづらかった方、イメージが難しかった方は一度直接お声かけください!
詳しく説明をいたします。

※詳しくはホームページ から無料相談で承ります。



ワダハウジング:和田製材株式会社
・宅地建物取引士
・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
・住宅ローンアドバイザー
・省エネ建築診断士
加藤卓巳
