こんにちは！和田浩志です。

 

 

 

まだ10月なのに、寒いですね。

今年は寒くなるのが早いのでしょうか？

長期予報によると、今年は冬らしく厳しい寒さになるようですね。

寒くなってくると怖いのが「ヒートショック」。

ヒートショックとは、暖かい部屋から寒いお風呂などへ移動したとき、急激な温度変化で身体がダメージを受けること。

このヒートショックでお亡くなりになる人が、年間で約１万９千人ほどいらっしゃいます。

 

年間の交通事故死者数が約４千人なので、その約４．７倍もの人たちが毎年ヒートショックで亡くなっているのです。

夏は夏で、毎年熱中症で搬送される人も後を絶ちません。

 

熱中症で救急搬送された人の発生場所は、「住居内」が最も多いらしく、全体の約４０％だそうです。

どうしてここまで「家の中」でこんなことになってしまうのか？

古い家ならまだしも、驚くことに新築で建てた注文住宅でさえこんなことが起きているのです。

 

性能が高いはずの新築住宅なのに、どうして「冬は寒く」「夏は暑く」なってしまうのか？

 

その原因はこちらの表にあります。

タテ軸：住宅の断熱性能の水準
ヨコ軸：気候で分けた地域区分

この表から読み取ることができます。

この表は国が定めた断熱性能の基準です。

少しこの表を解説してみます。

「数字は苦手」という方はご安心ください。

なるべくカンタンに解説いたします。

細かいことがわからなくても、おおまかなイメージだけわかれば大丈夫です。

では、順を追って解説していきます。

まず、この表の中の数字（0.48とか）を見てください。

これは、住宅の「断熱性能」の値です。

数字が小さいほど、断熱性能が高く「夏すずしく・冬あたたかく」なります。

つまり、「数字が小さいほどよい」ということです。

次に、ヨコ軸の地域区分です

国が、気候により全国の地域を「１～８（８は沖縄）」まで区分をしました。

左へいくほど寒冷地で、右へいくほど温暖な地域です。

私たちの住む地域は、「５地域（土岐市・瑞浪市・御嵩町）」「６地域（多治見市・可児市）」に区分されています。

ここまでは、これだけ理解していただければ大丈夫です。

では、なぜ日本の住宅内では熱中症やヒートショックが多く起こってしまうのか？

その理由をいいます。

それはなぜかというと、

現代の日本家屋の９割以上が、表の最上段の「平成２８年省エネ基準」より悪い水準（数字が大きい）のままだから。

なおかつ、現在建てられている新築住宅の多くも「平成２８年省エネ基準」より少しいい程度！で建てられているからなのです。

何を隠そう、この「平成２８年省エネ基準」こそ日本の「省エネ基準」なのです。

ちょっと、ビックリするような事実です。

では、熱中症やヒートショックになりにくい家にするにはどのあたりにすればよいのか？

それは、下から２段目「ＨＥＡＴ２０・Ｇ２」の水準にする。

少なくとも、下から３段目「ＨＥＡＴ２０・Ｇ１」の水準にする。

これが必要です。

「ＨＥＡＴ２０」については、別の機会に説明を譲ります（ＨＥＡＴ２０とは？）。

ここでは、言葉だけ覚えておいてください。

あっ！それと、言い忘れましたが、この表の中の数字を住宅の断熱性能のことといいましたが、

この数字のことを、

ＵＡ値（ゆーえーち）

って言います。

ハウスメーカーや工務店へ行かれたときは、

御社の建てる住宅のＵＡ値（ゆーえーち）を教えてください。

と聞いてみてください。

そして、この表と照らし合わせてみてください。

参考になりますよ。

もし、数字を答えられなかったら、その工務店さんには注意してください！

 

 

今日も最後までお読みくださって、ありがとうございました！

 

 

 

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土岐､瑞浪､多治見､可児､御嵩で、あたたかな木の家を建てるなら

 

ワダハウジング和田製材株式会社

代表取締役／一級建築士／省エネ建築診断士／住宅ローンアドバイザー

和田浩志

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１棟１棟、しっかりとした家づくりをしたいから、

お受けできるのは月２棟までとさせて頂いています。

 

 

 

おかげさまで１００年

ワダハウジング

和田製材株式会社

〒509-5142 岐阜県土岐市泉町久尻９－３

 

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