可児市の新築住宅で行った深基礎工事の紹介です。

敷地に高低差があり上下にまたがって住宅を建てる場合は基礎の根入れの大きさを深くなり、住宅の基礎を作る工程(工事の内容)が変わってきます。

 

可児市の土地で深基礎の新築住宅を建てるならワダハウジング

 

主な違いとしては鉄筋の組み方が変わる事と、基礎の打設回数が3回~4回に増加。

理由としては住宅用の標準型枠サイズでは高さが届かない、1度に大量のコンクリートを流し込むと圧力で型枠が押されてずれる可能性もある為、段階に分けて打設を行います。

 

基礎の準備工事

工事の始まりから順番に紹介です。

 

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工事が始まる前にまずは地縄の設置を行い(住宅を建てる場所を確認する為の目印)丁張を行い地面から空中に基準線を移します。

丁張後は床掘工事。

 

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床掘は基礎の深さに合わせてGLから内周22㎝や外周44㎝を掘り込み、床掘が終わると10㎝で砕石を敷き込み転圧を行い丈夫な下地を作ります。

 

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砕石の整地が終わると防湿のビニールシートを敷き詰めて、外周にコンクリートをながしてシートを押さえて外周の型枠を支える下地整地工事が完了です。

鉄筋工事と検査

次は基礎の骨組みを作る配筋工事の始まりです。

 

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配筋工事は整地工事完了後に鉄筋の通り等をスプレーで印しておき、工場で加工してから搬入された鉄筋を基礎の芯になる様に現場で組み立てて行きます。

外周から決められたピッチ(間隔)で主筋・補強筋を組み立てて、組み終わる頃にサイコロ(コンクリートを固めたスペーサー)を鉄筋の下にかませて、基礎のかぶり厚(肉厚)を確保しながら組み立てます。

 

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鉄筋組みが終わる頃には、水道配管を通す為のスリーブ工事。

スリーブのサイズが大きく鉄筋を切らなければいけない場合は同じ太さの補強筋を入れます。

 

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スリーブを入れる為に切った端から鉄筋の太さ(D)× 掛け率(40㎜)の重ね以上を確保するとコンクリートで固まった時に必要な強度が確保されます。

例として太さ13㎜の鉄筋を150㎜の幅で切った場合は、13×40=520×2=1040+切った幅150=1190㎜になる為、余長をみて125㎝の長さがあれば少しずれても必要な長さが確保できます。

 

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鉄筋とスリーブの工事が完了すると、第三者検査機関(JIO-日本住宅検査機構)の検査です。

鉄筋の間隔が図面通り設置されているか、基礎の肉厚が確保されているかの確認を行い、合格するとコンクリートを流し込む工事が始まってきます。

深基礎、コンクリートの打設工事

ここからは、深基礎工事の始まりです。

 

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今回は4回、深基礎ベース・深基礎・ベース・立ち上り打設に分かれます。

 

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深基礎のベースになる部分で1回目の打設を行い、硬化後型枠を組み変え外周捨てコンの高さに合わせて2回目の打設を行います。

 

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3回目のベースは住宅の外周を1周する様に型枠を組み立てて打設。

この時、基礎の床部分になる配筋もコンクリートで固めて行きます。

 

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硬化後は内周の墨出しを行い、アンカーボルトやホールダウンの設置、墨を基準にセパレーター(固定金具)を設置して立ち上がりの型枠を組みたてます。

 

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完了後は住宅を引き抜きから支えるアンカーのチェックを行い、立ち上がりのコンクリート打設。

硬化の為の養生期間を取り、型枠の解体を行い基礎の上端に付いたバリや型枠を支えていたセパレーターを折り、基礎内の清掃を行い工事完了になります。

 

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型枠解体後の工事

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大部分の工事が完了すると、玄関の基礎断熱を設置して、外周の埋め戻しや玄関の土間型枠を組み立ててコンクリートを流し込むと基礎工事の完了です。

 

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基礎工事が完了すると上棟に向けた準備で基礎内の配管(住宅の床下配管)や土台伏せ(住宅の床部分)の工事を行い上棟に向けての準備を整えて行きます。

 

住宅を支える丈夫な基礎はシッカリとした骨組みと、コンクリートの厚みを確保して硬化させる事で完成します。

 

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可児市の土地で深基礎の新築住宅を建てるなら

ワダハウジング和田製材株式会社

・二級施工管理技士

・福祉住環境コーディネーター2級

植松達矢

 

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