2022.09.09
新築住宅を建てたら嬉しいですよね!
その新築住宅は出来るだけ、いい状態で持続させたい!
今回は、災害を軽減させる!について考えてみましょう。
本題に入る前に、なぜそんな事を言いだしたか?といいますと!
8月に弊社で建てさせていただいたオーナー様から多い電話の内容があるからです。
それは・・・
「先日の雷の後から・・・・・・」
インターホンやエコキュートなど電気を使用した物が動かなくなってしまうのが現象です。
弊社にあるお電話の内容は上記なのですが、TVなどにも影響があったのでは?と想像してしまいます。
でも、雷が実際に落ちた訳ではないのです。
離れた場所に落ちた雷が、電線や地面を伝って入ってしまうのです。
なので、いつ自分の身に降りかかってくるかはわかりません!
とりあえず出来る事は、「雷が鳴り始めたらコンセントを抜く」これが合言葉です。
でも、実際なかなか出来ないし、エコキュートなんてどこで切るの?などなど面倒ですよね。
そこで本題です。
これを新築時に何か対策は出来ないのか!?という話です。
答えは「あります!」
分電盤を避雷器がついている物に変更するだけです。
こちらに変更するだけで新築住宅丸ごと対策が出来ます。
これだけで家財を守れると考えると検討の余地はあるのでは?と思います。
近年は、豪雨もですが落雷の回数も増えていますからね。
仕組みは、私がご説明するよりメーカーサイトをご覧ください
パナソニック かみなりあんしん ばん
分電盤のお話を突然させていただきましたが!
分電盤とはなんぞや?との声が聞こえてきそうなので、少し解説。
聞きなれた言葉に替えると「ブレーカー」です。
ただ厳密な事を言うと、分電盤のなかにブレーカーはあります。
そして分電盤にさらなる機能を付けた物が、先にお話をしました避雷器がついた物です。
他にもこんな高機能な分電盤があります。
名前の通り地震があった際に役立つ分電盤です。
震度5以上の地震を感知すると強制的に電源をOFFする機能がついています。
なぜ大きな地震の際に電源をOFFしなければならないか?
これは、阪神淡路大震災の教訓なのですが、地震で電柱が倒れたりなどで停電してしまいます。
住人は、その住宅では生活できないので避難しますが、その間に電気が復旧します。
その復旧した際に火災が起きてしまう事がとても多いのです。
この火災の事を通電火災と言います。
住宅自体の性能が良くなり、地震では倒壊しなかったのに・・・なんて事が起きないように避難の際に分電盤を切っていきましょうといいますが…
でも避難が必要な程の地震にあっているのに、そこまでの気が回るのかな?なんて思ってしまいます。
他にも対策できる事はあると思いますが、かなり見落とされがちな物ですが、こんなことにもこだわって新築住宅を建てるというのもいいのではないでしょうか?
こういったことまでこだわれるのは、注文住宅ならではですよ!
ワダハウジング和田製材株式会社
・インテリアコーディネーター(171085A)
・ライティングコーディネーター(6202090)
・照明コンサルタント(425046-27)
西山志津江
家づくりは人生のうち一度あるかどうか。
どんな家がいいか、お金のこと、土地のことなど、わからないことだらけなのが当たり前です。
みなさん同じです。そういった場合は、まず専門家に聞きましょう。
ご来店またはホームページ、インスタDMなど、
お客様の使いやすい方法でご質問ください。
私たち住まいのプロが、お客様の疑問や不安に正直にお答えいたします。
しつこい営業は致しませんので、その点もご安心ください。
家を考え出す時は、まずは、イメージやデザインから興味を持たれる方が大半です。
しかし、家はイメージだけで決めてはいけません。
健康に快適な毎日を過ごすための確かな品質があってこそのものです。
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