こんにちは!

ワダハウジングの纐纈です。

 

多治見市で美しい外観の家にデザインするならワダハウジング

 

家を建てる時、だれでも美しい外観の家に住みたいと考えていると思います。

美しい外観の家にするには法則のようなものが存在します。

という事で、美しい家の外観を造る法則を紹介します。

 

1.構造を正しく整える

美しい外観の家を建てるのに重要な事をお伝えします。

美しい家というのは、まず構造(骨組み)づくりからスタートです。

 

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木造の家の構造(骨組み)は、土台、柱、梁などを組み立てる事です。

この構造を正しく整える事で、自然と美しい外観になります。

正しく整えるとは、1階の柱の上に2階の柱を建てたりするなどの構造の基本をおさえる事です。

 

最もシンプルで安定した構造を追及すると「総2階建て」になります。

(平屋は除きます。)

 

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総2階建てとは、1階と2階がほぼ同じ面積で、家の形に凹凸がない四角の家の事です。

(屋根の形によっては三角に見えることもあります。)

形がシンプルなので、見た目に安心感があります。

 

その他のメリットとして、外壁の表面の面積が最小限になる為、家の重さが軽くなります。

凹凸がある家はその分、外壁の表面の面積が増えて家が重くなります。

地震の為には、家は軽い方が構造計算をする上でとても有利になり、とても強固な設計が出来ます。

他にも梁や柱などを余分に大きな材料を使用しなくてもよくなり、材料費も安くなります。

 

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それだけではありません。

家の一番の敵は雨漏りです。

凹凸がある家は、複雑な屋根の形になりやすく、その分だけ雨漏りのリスクが高まります。

更に、外壁の凹凸部分でも雨漏りのリスクがあります。

工事をしっかり行えば防げますが、精度の高い仕事になるので職人の腕に左右されやすいです。

又、10年、20年と時間が経過する上で、屋根や壁の経年劣化による雨漏りのリスクが高くなります。

 

その点、総2階建ての家は造り方もシンプルなので、工事もしやすく雨漏りのリスクが最小限に抑えられた家をが出来ます。

家の耐久性でとてもメリットがあります。

 

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だからこそ、弊社でも基本は総2階建てで計画をしています。

 

しかし、デメリットもあります。

家の形が単純なので、上手に設計しないとデザインが安っぽく見えたり、かっこ悪い家になってしまいます。

設計の腕の見せ所でもあります。

 

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2.間取りは4m以内の箱で考える

木造の総2階建ての家は敷地が複雑な形をしていなければ、簡単に配置が出来ます。

家の性能、特に地震や雨漏りのリスクに、とても有利になります。

 

まずは、敷地に箱を置くイメージで設計していきます。

その際に、道路がある方向などの家が良く見える場所をどう魅せるのかも考えておきます。

 

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この箱のサイズは4m以内で考えます。

これは、部屋の途中に柱がなくても無理なく地震に強い家が出来る長さです。

私たちの地域では、尺モジュールという3.64mが多いでしょうか?

いずれにしても、4m以内が目安です。

ちなみに、3.64m×3.64mが8畳になります。

 

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昔の木造の家の定番だった田の字型の家は、この8畳を組み合わせて設計されています。

柱と梁と呼ばれる構造が十字になって支えるので、とても理にかなった家だと感心します。

 

無理のない構造で設計を進めて、最終的には0.91m単位で設計します。

0.91mというのは、柱と柱の間の寸法で、多くの部材がこの寸法にピッタリ合うように造られています。

 

間取りを設計していく上で、もう少し広さが欲しい、外観のアクセントが欲しい場合には、四角に四角をつける形で進めます。

 

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もう少し簡単に説明すると、上の写真のように総2階建ての家に、新しい四角の家を追加するイメージです。

四角形は形が安定しているので、組み合わせても構造的に無理がありません。

飛び出した部分は素材を変えたり、色を変えたりアクセントもしやすいので、外観のアレンジにも繋がります。

 

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3.シンプルでスッキリさせる

窓と壁以外の外壁に取付をする部品を、出来るだけ目立たせないようにするのがポイントになります。

具体的には、庇、雨樋、換気扇のフードなどなど多数あります。

 

窓に庇を取付する場合は、金属製を使うと庇の見える部分が小さくなります。

もしくは、外壁と同じ素材で造ると目立たなくなりすっきりします。

 

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そして、玄関なども外壁より引っ込める間取りにすると、家の構造そのものが庇の役割を果たします。

奥行で変化をつける(出っ張ったり、引っ込めたりすること)とデザイン性は高まります。

 

屋根から雨水を流す雨樋も重要な部材です。

しかし、外観デザインではあまりカッコイイものではありません。

外観デザインをする上では、樋の位置にかなり悩みます。

なので、樋の色を外壁の色に合わせて目立たなくしたり、あえてデザインとして主張させたりします。

 

換気扇のフードも同様です。

外壁や窓の色に合わせたり、小さく目立たないものにしたり、取付をする場所を揃えてデザインとなるようにしたりと工夫を凝らします。

 

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まとめると、外観デザインを左右する外壁に取付をする部材(庇や樋、換気扇のフード)は隠したり、揃えたり、細くしたり、小さくしたりするとシンプルですっきりした印象の家になります。

4.窓の設計に気を配る

家の外観を構成する大きな要素が「窓」です。

いろいろな大きさや形がありますが、同じ面(東西南北面)にバラバラに並んでいると整った印象になりません。

設計が上手か下手かがプロが見るとすぐに分かってしまいます。

 

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4-1.設計が上手な窓の配置とは?

外観を美しくまとめる為には、窓の配置や大きさ、形に秩序をもたせる事が美しい外観にするポイントと言えます。

まず、窓の方向性を整える事が大切です。

具体的には、窓の上、窓の下、窓の左右のラインを揃える事で格段に美しくなります。

全てのラインを揃える事は難しいので、縦もしくは横のラインだけでも揃える事でかなり印象が変わります。

 

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4-2.窓の設計だけが重要ではありません

窓だけでなく屋根と窓の「間隔」、窓と窓の「間隔」も重要になります。

人の目はこの「間隔」を見て物の大きさや高さを認識します。

「間隔」が中途半端であると間延びした印象を与えてしまうので、「間隔」のあるところと無いところのメリハリも大切です。

 

しかし、実際には絵を描くように窓を配置したり設計する事は出来ません。

大きな窓が沢山あると地震や台風に弱い家になりやすいです。

(しっかり構造計算を行えば大きな窓でも問題ありません)

更に、部屋ごとに取付したい窓の形や配置などもあり、それが外観が美しくするとは限りません。

上手な設計とは、外観の窓の配置と構造(地震や台風に強く、材料費をおさえる為)とを同時に考え設計する必要があります。

 

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ハウスメーカーや工務店の設計を判断するなら、まずは窓を見る事です。

大きさも配置もバランスが悪く、窓に何の配慮もされていない外観だとちょっと心配になります。

美しい住まいをつくるには、窓の配置と構造計画をしっかりする事が大切です。

家の見えない裏側も必ずチェックしてください!

5.見えない部分も手を抜かない

家を建てようと思ったら、完成見学会や住宅展示場などを見学に行くと思います。

家の形が良く見える位置は、窓の設計に気を配っていたり見栄えがする素材を使用していたりかなり手の込んだデザインをすると思います。

(私達もモデルハウスを建てる場合は、かなり注意してデザインをしています。)

 

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しかし、家の見えない裏側、特に水回り(風呂や洗面、トイレなど)部分の窓の設計に気を配っていない事が多々あります。

換気のフードのデザイン位置などもバラバラだったり、安い素材に変更していたりする場合もあります。

見えない部分だからと手を抜いている事があるので、必ずチェックして下さい。

 

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丁寧に設計しているハウスメーカー、工務店であればどこから見ても窓や換気フード、樋の配置や見え方に注意して設計、デザインをしています。

見えないところにまで気を配って設計、デザインが出来るハウスメーカーや工務店でなければ、美しい外観にはなりません。

そうは言っても予算の都合もあるので、全てに気を配ることが出来ない場合もあります。

その場合は、最低でも周囲から見える部分だけはしっかりデザインをしてください。

 

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6.まとめ

1階の柱の上に2階の柱を建てるなど構造の基本をおさえて骨組みを正しく整える。

基本は総2階建てで4m以内の箱で間取りを考える。

部屋などが足りない場合は箱を足すイメージで間取りを造る。

シンプルでスッキリさせるために、換気フードや樋など必要だけど美しくないものは出来るだけ目立たないようにするか、周囲から見えない位置にデザインをする。

もしくはデザイン性の高い材料をを選びあえて魅せることも考える。

外観と部屋の内側の両方に配慮が出来ている窓の配置、形、大きさを決める。

窓は出来る限り揃え、日射や通風に換気、外からの視線なども考慮する。

見えない部分も出来るだけデザインをする。

予算の都合で難しい場合は見える部分を徹底してデザインする。

是非、参考にしてください。

 

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ワダハウジング和田製材株式会社

・一級建築士

・一級建築施工管理技士

・省エネ建築診断士(エキスパート)

・住宅外皮マイスター

・既存住宅状況調査技術者

・一般社団法人みんなの住宅研究所会員(会員番号:200019)

纐纈和正

 

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