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介護される方も介護する方も快適に暮せる~在宅介護の家づくり 

介護される方も介護する方も快適に暮せる~在宅介護の家づくり 

介護される方も介護する方も快適に暮せる~在宅介護の家づくり 

家づくりプランナーの吉田洋子です。

皆さんは在宅介護のイメージはどんな感じでしょうか?

在宅介護とは、老人ホームなどの施設介護に頼らず、自分の家で介護すること。
住み慣れた家や、慣れ親しんだ土地で過ごせる在宅介護は、本人の精神面等の安定を考えると好ましいと言えます。

多治見市で在宅介護の出来る家を建てるご相談ならワダハウジング

では、在宅介護で大変だと思うランキングは、何だと思いますか?
2024年2月のアンケート結果です。

1位  認知症状への対応
2位  排泄介助
3位  入浴介助
4位  移動介助
5位  食事介助
6位  生活に必要な各種管理
7位  衣服の着脱介助
8位  医療的ケア
9位  服薬介助
10位 身だしなみのケア

在宅で介護をするためには、介護する環境が重要になって来ます。
介護する側から見て、楽に介護が出来る。
介護される側から見て、快適に過ごせる。

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介護される側が不快に思っていたら、介護を続けることが出来ません。
介護する側は、健康でないと介護をする事が出来ません。

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では、どんな間取りや仕様が介護に適しているのでしょう?

【介護に適した間取り】

1.トイレや洗面が近くにある=自立出来ます

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部屋からすぐ出てトイレや洗面台があれば、何とか自力で行ってみようと思うかも知れません。
壁を伝って遠くのトイレに行くのは、足腰が弱っていると億劫になり、部屋に簡易トイレを置いたりすることになります。
直ぐに片付けてあげなければ、不衛生になってしまいます。

そんな場合は、介護用トイレ。
部屋の中に設置出来るトイレもあります。

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車いすになったら、介護用洗面化粧台。

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2.段差が無い=転倒リスクを無くす

敷居の段差や、じゅうたんの段差だけでも転んでしまいます。
吉田、足の小指が家具の端に引っ掛かり、転びそうになったことがあります。
まだそこまで弱くなっていないので、転倒は回避できましたが、中にはスリッパを履く時に引っ掛かってしまい、転んでしまったと言う話も聞いたことがあります。

そんな場合は、下にレールの無い上吊の扉がお勧めです。

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3.換気=臭いがこもらなくなる

ずっと締め切った部屋では、空気が淀んでしまいます。
窓は2ヶ所を開けて空気の入れ替えをしてあげましょう。

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そんな場合は、24時間換気システムや縦すべり出し窓がお勧めです。

4.日当たり=生活リズムを認識出来る

朝目覚めたら、カーテンを開けて日の光を感じましょう。
カーテンを閉めたまま、照明だけでは時間も何も感じることが出来ません。
日が昇って沈むことを感じれば、生活リズムが整い易いのと、景色を見ると四季を感じることも出来ます。

そんな場合は、少し斜めに開ければ日の光が入る、縦型ブラインドがお勧めです。

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5.リビング横の部屋=家族とのコミュニケーション

静かな方が良いかと、離れた部屋にしてしまうと、家族とのコミュニケーションが取れないので、生活を感じることが出来ません。
リビングに近いお部屋で、家族の声が聞こえる、動きが感じられる場所を介護の部屋にして行きましょう。

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6.ベッドの配置=介助のし易さ

ベッドの両サイドは、人が通れるくらい空けておきましょう。

落ちないように一方を壁に付けてしまうと、介助がしずらくなってしまいます。
麻痺がある場合には、麻痺側を奥(壁側)にしましょう。
リクライニング時に、窓から景色が見えたり、テレビが見やすい場所に置いてあげましょう。
出入口までの距離を短くしましょう。
ベット端に布団が落ちない様に、転落防止のベッドガードを付けましょう。

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7.手すりの取り付け=移動の円滑化

方向変換やドアの開閉などの動作が発生する場所。
扉の所には手すりを付けましょう。

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ベットから起き上る時に、麻痺などない手の方に介護用手すりを置きましょう。
廊下に手すりを付ける場合は、廊下の広さも重要です。

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片方に手すりを付けても、部屋に戻る場合は反対側にも手すりが必要になります。
カニさん歩きをすれば良いですが、その方が転倒リスクが高くなってしまいます。
介護状態によって違いますが、介助しながら廊下を歩く場合もあります。
人がふたり並んで通れるくらいの広さを確保しましょう。

8.浴室=入浴介助

入浴介助を自宅で行うのは、介助側にとって、とても重労働になります。
腰をかがめて頭や身体を洗ったり、介護者、介助者両方が転倒したり、滑らないようにしなければなりません。
浴槽が深い場合などでは、浴槽へ出たり入ったりするときに、シャワーチェアーやバスボードを置いて介助者を補助します。

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使用出来る状況であれば良いのですが、介護者の身体的状況により、訪問入浴介助(浴槽を運んで入浴を介助)を利用する場合、どこから浴槽を入れるのか?
玄関?リビングの掃出しサッシ?
浴槽を入れる場合の、開口幅は大丈夫なのか?

入浴介助用の浴槽を浴室に置く場合は、洗い場が広いサイズのユニットバスにすると、介助が楽にできますね。
扉も折戸や開き戸ではなく、引戸や2枚引戸をお勧めします。

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9.玄関=移動介助

スロープを作って玄関ホールに上がる場合、玄関とホールを広めにするのが良いです。
他の家族も使用しますので、広さには考慮が必要です。

介護者の状況に寄っても違いますが、腰掛けるベンチがあれば、靴の脱ぎ着が楽です。
スロープがあれば、框を上がる動作を省くことが出来、転倒を防止できます。
もちろん、ベンチの横には手すりが必要です。
外から玄関までのポーチ部分にも手すりが必要です。

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スロープにはもちろん、手すりを付けましょう。

新築で家を建てる場合は、前もって介護の有無を考えて間取りを作れば良いのですが、新築ではない場合は、お風呂やトイレは使いずらい場合が多いです。
そんな場合は、リノベーションをお勧めします。

皆さん出来るだけ家で介護をしてあげたいと思われますが、共働きであったり、老々介護であったりと、各ご家庭の状況も様々です。

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私の母は、祖母を在宅介護で診ていました。
1週間が経ったころ、疲れが溜まってしまい、ウトウトっとしてしまった数分で、祖母は息を引き取ってしまいました。
母はとても悔やんでいて、もっとお世話をしたかったと、涙を流していました。

その母は、数年前から認知症が進み、昨年施設で最後を迎えました。
無くなる1週間ほど、毎日豊川の施設に通いました。
ですが、息を引き取ったのは、明け方で最後を看取ることが出来ませんでした。

自宅介護にしろ、施設に預けることになっても、もっと何か出来たんじゃないか、もっとあぁして置けば良かったと悔いは残ります。

なら、元気なうちに家に呼んであげましょう。
たまには一緒に遊びに行きましょう。
盆と正月以外にも遊びに行きましょう。

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家を新築したり、リノベーションをしたら、一緒に楽しく過ごす日を持ちましょう。

介護はひとりでは出来ません。
家づくりもひとりでは出来ません。

わからないこと困ったことは、その道のプロに任せれば良いのです。
あなたの家づくり、プロ集団のワダハウジングに任せてみませんか?

お問い合わせお待ちいたしております。

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ワダハウジング和田製材株式会社
吉田洋子

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そこまでまだ明確では ないといった方もご遠慮なくお声がけください。

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