2026.07.27
生活の動線・効率を考えると、トイレは2ヶ所をおススメします
篭橋です。
家づくりには、それぞれのご家庭で「これは譲れない」というこだわりがあると思います。
間取りや収納、キッチンの使い勝手など、人によって重視するポイントはさまざまです。

その中で、私が家づくりを考える際に「できれば2ヶ所ほしい」と思うのがトイレです。
もちろん、ご家族の人数や生活スタイルによって考え方は違いますので、必ずしも2ヶ所必要というわけではありません。
それでも、生活の動線や毎日の使い勝手を考えると、トイレは2ヶ所あると便利だと感じています。

ちなみにマンションと一戸建てを比べると、さまざまな違いがあります。
私はマンションで暮らした経験がないため、実際に住まわれている方のお話を聞いたり、見学したりしながら勉強しています。
その中で違いを感じたのが、お風呂や洗面所、トイレなどの水まわりです。

一戸建てでは窓があることが多いですが、マンションでは窓がない場合も少なくありません。
もちろん、どちらが良い悪いという話ではありません。
窓がなくても換気設備が整っているので問題なく生活できますし、窓がある場合は自然に換気できるというメリットがあります。
一方で、設備はメンテナンスや故障の可能性がありますし、窓は掃除の手間や防犯面を気にされる方もいます。
「窓掃除が面倒だからない方がいい」というお話を聞いたこともあります。
私は気が向いたときにしか窓掃除をしないタイプなので、その発想はなかったのですが、人によって重視するポイントが違うのは面白いものです。

そんな中で、私が一戸建てを考える際に重視したいのがトイレの数です。
マンションであればワンフロアで生活するため、トイレが1か所でもそれほど不便を感じないかもしれません。
しかし、一戸建ての場合は少し事情が変わってきます。
特に2階建ての場合、寝室のある階にトイレがないと、夜中にトイレへ行くたびに階段を上り下りしなければなりません。
年齢を重ねるともちろんですが、若い頃でも寝ぼけているときは危険です。
実際に知人の中には、夜中に階段を踏み外して頬を骨折してしまった方もいました。

そういったことを考えると、平屋でも2階建てでも、可能であればトイレは2か所あると便利だと思っています。
その理由はいくつかあります。

まず、朝の忙しい時間帯です。
なぜか急いでいるときに限って、家族みんなのタイミングが重なることがあります。
少しの待ち時間でも毎日のことになるとストレスになってしまいます。

また、お腹の調子を崩したときにも助かります。
以前、家族がお腹をくだしてしまったことがありました。
その時はなかなかトイレから出られず、ほかの家族は「早く出てほしいけれど言えない…」という状態に。
普段は気にならなくても、こういうときにトイレが1ヶ所しかない不便さを実感します。
体調不良は突然やってくるものです。そんな時のためにも、トイレは2ヶ所あると安心だなと思っています。
さらに、寝室の近くにトイレがあると体調不良の時も楽です。
夜中に何度もトイレへ行くことになった場合でも、近くにあるだけで負担はかなり違います。

掃除のしやすさもメリットの一つです。
せっかく掃除を始めても、途中で家族が使うとなると中断しなければなりません。
中断すると、そのままやる気がなくなってしまうこともあります。
これは私の性格かもしれませんが、集中して一気に終わらせたいタイプなので助かります。

そして、私が特に実感しているのが故障したときの安心感です。
我が家はトイレが1ヶ所しかありません。
その唯一のトイレが故障してしまったことがありました。
修理を依頼しましたが、すぐに直るわけではありません。
「トイレが使えない」という状況は想像以上に困るもので、普段当たり前に使っている設備の大切さを改めて感じました。
もしもう1ヶ所トイレがあれば、あれほど慌てることもなかったと思います。
故障は頻繁に起こるものではありませんが、万が一に備えられるという安心感は大きいものです。

もちろん、すべてのご家庭に必ずトイレが2ヶ所必要というわけではありません。
しかし、毎日の生活動線や暮らしやすさ、将来のことを考えると、私は「トイレは2ヶ所」をおすすめしたいと思います。
新築やリフォームで間取りを考える際には、ぜひ参考にしてみてください。



ワダハウジング和田製材株式会社
篭橋和子
