2023.10.11
先人の努力の結晶!安全な水を送る上水道の仕組み!
こんにちは。
ワダハウジングの鈴木です。

今回は【上水道】についてお話しますね。
皆さん、上水道という言葉は良く耳にしますが、仕組みについてはご存じですか?
上水道とは、水道水などの飲用に適した水を供給する水道と、水道管やポンプなど供給の為に必要な設備全般のことを言います。

上水道には水源が必要で、大きく3種類に分けられます。
①地表水:川や湖、ダム湖水
②伏流水:浅い地中を流れる水
③地下水:浅井戸水や深井戸水



水は雨になったり氷になったりと自然の中を循環しています。
水を安定して使用する為に、水源林に降った雨水や雪どけ水などをダム湖で蓄えています。
そして、浄水場にて沈でん池やろ過池でゴミや泥等を取り除き、塩素で消毒をすることで綺麗な水にします。
浄水処理をして綺麗になった水は、小高い場所に作られた調整池を通り、市町村の配水池に送られます。
そこから水道管を通って送られた水が、私達の家庭や学校、会社、工場の蛇口から出てきます。

1.沈でん池(ちんでんち):細かなゴミや砂を沈めます。
2.ろ過池(ろかち):更に小さなゴミを底にある砂を通して取り除きます。

3.調整池(ちょうせいち):綺麗になった水を溜める池。
4.配水池(はいすいち):ここから自然下流によって家庭や学校、工場等に水を送ります。

また、家を建てる際の重要な工事の一つとして、配水管(上水道)から敷地へ水道を引込む為の工事があります。
この工事は、敷地の中に水道の配管を引込み、家の中で水道を使用出来るようにします。
いつでも安全に使用出来る水道水、大切に使用したいですね。
尚、浄水場だけでなく、蛇口から出る水道水に問題が無いか、市内のあちらこちらで浄水場の職員がチェックしています。
日本の上水道、浄水施設のクオリティは世界でもトップクラスです!!

いつでも好きなだけ清潔な水を使用出来る国は、日本以外に無いとも言われています。



ワダハウジング
宅地建物取引士
鈴木章裕
