2026.08.27
毎日の事です!片付けの動線を考えた間取りは大切ですね。
こんにちは、篭橋です。
弊社では、環境整備に力を入れています。
私自身、机の上に書類やパソコン、携帯電話、iPadなどを置いて仕事をしていますが、その状況を見て周りから「もう少し整理した方がいいですよ」とアドバイスをもらうことがあります。

紙ベースの書類も多いため、どうしても物が増えがちです。
「必要な書類はデータ化するといいですよ」と言われるのですが、かなりアナログな性格のため、なかなか書類を処分することができません。
物が多すぎることが、片付かない原因のひとつです。
私自身も改善しなければいけないと感じています。

私のことはさておき、「家の中がなかなか片付かない」と悩んでいらっしゃる方は意外と多いのではないでしょうか。

もちろん、収納の仕方や住まい手の性格、片付けの得意・不得意も関係します。
しかし、実は家そのものの間取りや収納計画が大きく影響していることも少なくありません。
どんなに収納家具を増やしても、使う場所と収納する場所が離れていると、片付けることが面倒になり、物は自然と出しっぱなしになってしまいます。

そのため、片付けしやすい家づくりには、「収納の量」だけでなく「収納する場所」と「動線」を考えることがとても大切です。
私たちは設計の際、住まい方をイメージしながら、「どこで使い、どこへ片付けるのか」をシミュレーションし、動線と収納計画を考えています。

生活動線上に、家族の服が収納できるウォークインクローゼットを設置する。
家族それぞれの部屋に服を収納する方法もありますが、洗濯後に各部屋へ運ぶ手間がかかります。
そこで、家族の衣類を一ヵ所にまとめて収納できるウォークインクローゼットを設けると、洗濯物を片付ける負担を減らすことができます。
また、家族全員の衣類が把握しやすくなるため、「同じような服を買ってしまった」「必要以上に服が増えてしまった」といったことも防ぎやすくなります。
毎日の洗濯や片付けの負担を減らすことは、家事の時短にもつながります。

洗面がない階には、小さな洗面をつけ、人とモノを分散、1か所に集中しないようにする。
洗面所は家族が同じ時間帯に利用することが多い場所です。
朝の支度の時間になると、洗顔や歯磨き、ヘアセットなどが重なり、混雑することもあります。
さらに、化粧品やドライヤー、電気シェーバー、整髪料など、家族それぞれの持ち物が増えるため、収納スペースが不足しがちです。
結果として物があふれ、必要なものが見つからず、朝から慌てたりイライラしたりすることもあります。
そこで、2階などにもコンパクトな洗面台を設置することで、人の流れと物の収納を分散できます。
家族がそれぞれ使いやすくなり、収納スペースにも余裕が生まれます。

天井近くまで活用できる可動棚収納を設置する
収納は広さだけでなく、空間をどれだけ有効活用できるかも重要です。
高さをいかした可動棚収納であれば、収納する大きさに合わせて棚の位置を変更できます。
季節用品や思い出の品、日用品のストックなどをまとめて収納しやすく、限られたスペースでも収納力を高めることができます。
また、収納場所が決まることで、物があちこちに散らかることを防ぎやすくなります。

物の定位置を決めることで探し物の時間も短縮できます。
収納計画で意外と大切なのが、「物の定位置」を決めることです。
例えば、鍵は玄関、郵便物はリビングの一角、掃除用品は洗面所の収納など、使う場所の近くに収納場所を決めておくことで、出したものを元に戻しやすくなります。
家族全員が同じルールで片付けられるため、「どこに置いたかな?」と探し物をする時間も減らせます。
探し物の時間が減ることは、毎日の小さなストレスの軽減にもつながります。

片付く家は、最初の設計で決まる
家は建ててから収納を増やすこともできますが、動線そのものを変えることは簡単ではありません。
だからこそ、家づくりの段階で「どこで使い、どこへ片付けるのか」をしっかり考えることが大切です。
最初から片付けやすい仕組みをつくっておけば、無理をしなくても自然と片付く家になります。
毎日暮らす家だからこそ、家事が少しでも楽になり、家族みんなが快適に過ごせる間取りを考えたいですね。
毎日のことだからこそ、片付けの動線を考えた間取りはとても大切です。



ワダハウジング和田製材株式会社
篭橋和子
