2025.02.05
新築注文住宅ならスイッチも自分流にカスタマイズ

こんにちは。
インテリアコーディネーターの西山でございます。
こちらのブログでよく照明の話をさせていただいております。
その照明に欠かせない物のお話をしたいと思います。
目次
スイッチまでこだわると生活が変わります!
慣れた場所では、スイッチの存在を忘れてしまう程、身近な存在です。
でも、考えて配置しないととても使用しづらい物となります。
めんどくさがりの私は、「まぁ点けなくていいか」となります。

当然ですがスイッチがなければ、照明のON/OFFができません。
そんな影に隠れがちなのに重要なスイッチのお話です。
どこに配置すればいい?
インテリアコーディネーターとして照明の配置等をご提案させていただいてます。
新築注文住宅を何件か担当させて頂き、ご提案図面を書きますが、照明の位置は毎回悩みます。
さらにスイッチの位置も悩みます。

実は、スイッチの位置をあまり悩まなくていい方法があります。
それは、沢山付ける!です。
沢山付いていれば、困る事はありません。
かなりの荒業です。
その荒業の弊害、それは「景観が悪くなる」です。

スイッチは押しやすい位置という事で、床から1m10cm~1m30cmが一般的です。
人がまっすぐ前を見た目線は、身長-10cm。

少し視線を落とすと視界に入ってきます。
その高さでいくつも付いていたら、どうでしょう?
出来るだけ少ない数でも不便がないところをがベスト。
そしてなるべく1ヶ所にまとめたい。
そこにも罠がありました
スイッチは、1つのプレートに3つまでスイッチが付けれます。

この3つのスイッチがどこの照明と繋がってるか?これが次の罠でした。
私的な話ですが、どんくさいというか自分の事には無頓着というか・・
長く住んでる自宅ですが、未だに間違えます。

そんな私にとって、1ヶ所に6個のスイッチなんてプチパニック!
という事は取付ける場所を分けた方がいいのかな?
こんな話を社内で話したところ、とても驚かれました。
これは住む方の性格によるので、現在のお住まいで「ここ不便」を解消する事を考えてみるのも一つの方法です。
解決方法は?
色々な角度から解決方法をお伝えしたいと思います。
動線を考える
新築注文住宅の場合は、間取りが出来てから電気配線を決めていきます。
その間取りが出来たら、生活動線をイメージしてください。
例えば、起床→洗面→キッチンもしくは起床→キッチンという方もいらっしゃるでしょう。
起床からの行動、帰宅後の行動を考えるといいです。
それを元に、照明がこの範囲で点灯して、ここでスイッチを付けるがみえてくると思います。

機能スイッチを採用する
スイッチにはON/OFFするだけではなく、別の機能が備わっている物もあります。
その機能スイッチを上手く取り入れましょう。
スイッチに場所名を入れる
機能と呼んでいいか迷いますが、単純にネーム入りのスイッチにする。

見た目があまりよくないので、弊社ではネーム無しを採用しています。
でもご要望の場所だけ入れる事も出来ます。
人感センサーの導入
人感センサーが備わったスイッチがあります。

照明器具にセンサーが付いている物もあります。
そこに設置する照明や動線を考慮して、最適な物をお勧めしています。
ペンダントライトなどオシャレなライトには、照明器具にセンサーが付いている物がない事が多いです。
そんな時には、人感センサー付きスイッチを選びます。
スマートスピーカーの導入
音声操作やスマホで操作する方法もあります。
接続しやすいスイッチもあります。

などなど
それぞれ適材適所がございます。
ご自身で調べるのは、とても大変ですのでご相談いただければと思います。
その部分はプロにお任せください。
ただ、こうなったら楽なのになぁ・・・という思いだけお教えください。


ワダハウジング和田製材株式会社
・インテリアコーディネーター(171085A)
・ライティングコーディネーター(6202090)
・照明コンサルタント(425046-27)
西山志津江
